菊池雄星と大谷翔平のように、同じ出身校の選手がメジャーリーグで対戦するのは珍しいのか
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同じ大学出身の選手が、投手と打者としてメジャーリーグで対戦するのは、そう珍しいことではない。例えば、菊池雄星(シアトル・マリナーズ)とともにローテーションを形成するマイク・リークは、アリゾナ州立大の出身だ。リークがこれまでに対戦したアリゾナ州立大出身の打者は、10人を上回る。そのなかには、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)のチームメイト、コール・カルフーンもいる。
リークは2007~09年にアリゾナ州立大で投げ、カルフーンは2007~08年にヤバパイ大、2009~10年にアリゾナ州立大でプレーした。ちなみに、2009年のアリゾナ州立大には、ジェイソン・キプニス(クリーブランド・インディアンズ)もいた。リークはキプニスに対して投げたこともある。
これは、アリゾナ州立大に限ったことではない。カルフーンはアリゾナ州立大出身の3投手だけでなく、ヤバパイ大出身の2投手とも対戦している。カービー・イェーツ(サンディエゴ・パドレス)とケン・ジャイルズ(トロント・ブルージェイズ)がそうだ。
一方、リークもカルフーンも、同じ高校出身の選手との対戦はない。
もっとも、このケースがまったく皆無というわけではない。調べたところ、USAの高校に通ったマリナーズの投手では、チェイスン・ブラッドフォードが同じ高校出身のドルー・ロビンソン(セントルイス・カーディナルス)に対して投げている。下のツイートの写真は、左がロビンソン、右がブラッドフォードだ。
エンジェルスの野手では、ザック・コザートが同じ高校出身のドルー・ポメランツ(サンフランシスコ・ジャイアンツ)と対戦したことがある。コザートとポメランツは、大学も同じだ。
なお、出身校が同じ日本人選手については、こちらで書いた。