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正しい姿勢とは?硬くなった背骨まわりの筋肉ほぐす「ねじりのポーズ」

上村ゆい身体が硬めのヨガインストラクター

みなさんは姿勢が良い方ですか?

わたしはヨガインストラクターであるにも関わらず、お世辞にも姿勢が良いとは言えません。骨盤の左右の高さは違うし、前に傾いている反り腰です。日々の体の使い方のクセにより、このような状態になってしまいました。

長年の体のクセはすぐすぐ戻るわけではありません。それでも、そのまま放置をしていくと肩こりや腰痛などのあらゆる体の不調を招いてしまいます。一緒に正しい姿勢を目指していきましょう!

こちらの記事では、特に背骨まわりの筋肉にアプローチをして正しい姿勢を目指す「ねじりのポーズ」についてご紹介をしていきます。

正しい姿勢とは

よく「姿勢を良くしましょう」と言うけれど、実際にどんな状態が良い姿勢なのでしょうか。背骨を含む骨や関節、そして筋肉が正しい位置にあることを言います。正しい位置と言われても分かりにくいですよね。イラストで説明をします。

イラストAC
イラストAC

理想の姿勢が左端のイラストだとします。他のイラストを見ていただけると分かるかと思いますが、骨と筋肉の位置が明らかに違いますよね。「背中猫背」のように頭が前にきてしまうことで、首と肩の筋肉に負担がかかり肩こりの原因になってしまいます。体の負担を考えると、正しい位置に骨や関節、筋肉を戻した方がいいのです。まずは硬くなった筋肉をほぐしていきましょう!

正しい姿勢に導く「ねじりのポーズ」

ヨガのねじりのポーズは、背骨をねじるので背骨まわりの硬くなった筋肉をほぐすことができます。ポイントは、首からねじろうとせずウエストから上体をひねるように行うことです。

①左脚を伸ばし、左脚の外側に右足を立てます。右のお尻が床から浮かないようにしましょう。

photo by YUI
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②曲げた左ひじを右ひざの外に入れ込み、右手は後ろに回し床に手をおろします。左ひじを入れ込むのが難しい場合は、左ひじを伸ばしたまま行ってもオッケーです。右手で床を押しながら、背筋を真っ直ぐと伸ばします。

photo by YUI
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③息を吸って、息を吐きながらウエストから上体をねじります。左ひじで右外ももを押すとねじりやすくなります。背中が丸くならないように意識をしましょう。

photo by YUI
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④そのままの姿勢で呼吸を続けながら30秒ほどキープをしましょう。反対側も同様に行っていきます。

さらにチャレンジできる方向け

photo by YUI
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左ひざを曲げて行うことで、股関節まわりの筋肉をほぐすことができます。注意点は、ひざを立てている脚側のお尻が床から浮かない程度で行うことです。

ねじりのポーズは、他にも体に嬉しいメリットがあります。是非試してみてください。

動画で動きを確認したい方はこちら

身体が硬めのヨガインストラクター

「ヨガインストラクター×ヨガライター」鹿児島のさまざまな場所へ出向く、出張ヨガレッスンがメイン。自身の身体が硬い経験を活かし、ヨガ記事や初心者でも行いやすい動画をYouTubeで定期的に公開をしている。元美容部員。精神保健福祉士・社会福祉士の資格を保有。

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