体が硬い人こそ試してほしい!ガチガチ股関節をほぐすエクササイズ
「股関節が硬い…」
ヨガのレッスンをしていると、そんなお声をよく聞きます。というわたしも、そんなに股関節の動きが良い方ではないのですが(笑)
股関節の動きって大事ですよね。デスクワークなどで、長時間同じ姿勢をしていると股関節まわりの筋肉は硬くなってしまうんです。
こちらの記事では、硬くなった股関節まわりをほぐすエクササイズをご紹介していきます。
股関節の働きとは
股関節は、骨盤と太ももの骨をつなぐ大きな関節のことです。日常生活の歩く、立つ、しゃがむという動作のときに作用されます。
股関節は、「内旋(ないせん)」「外旋(がいせん)」「屈曲(くっきょく)」「伸展(しんてん)」「外転(がいてん)」「内転(ないてん)」の6つの動きをします。屈曲は脚を引き寄せて曲げること、進展は脚を後ろに引き伸ばすことです。他の4つの動きは、イラストで説明をします。
内旋は、股関節を内側にまわすこと。外旋は、股関節を外にまわすことです。あぐらをかいた状態が外旋で、いわゆるお姉さん座りと言われている状態が内旋になります。
外転は、外に脚を開くこと。内転は、脚を内側に傾けることです。
股関節の動きをスムーズにするためには、この6つの動きがポイントになります。
股関節まわりの筋肉ほぐしエクササイズ
股関節まわりの筋肉が硬くなったり、衰えてきたりすると動きが悪くなってしまいます。動きをスムーズにするためにも、股関節まわりの筋肉をほぐしていきましょう! 2種類のほぐしをご紹介します。布団の上で簡単にできるので、寝る前に行うことをおすすめします。
股関節ほぐし①
左脚を斜め前方向へ伸ばし、両手を太ももに当てます。脚の付け根からゆらゆらと揺らしていきましょう。硬くなった股関節まわりの筋肉が、徐々にほぐれてくるはずです。反対側も同様に行いましょう。
股関節ほぐし②
①両ひざを横に開けるだけ開きます。両かかとは、少し内側にいれカエル脚のような状態になります。
②両ひじを床につけ、負荷をかけながら脚の付け根の筋肉をじわじわとほぐしていきましょう。背中が床と平行になるようにすると、しっかりと伸びます。
③可能な方は、前後に揺らしてみましょう。脚の付け根の筋肉、太ももの筋肉、お尻の筋肉がほぐれていきます。
NG例
背中が丸くなったまま行うと、股関節まわりの筋肉がしっかりとほぐせないのでご注意を!
股関節ほぐしのメリット
股関節の動きがスムーズになることで、下半身のむくみや冷えの改善になったり、O脚やX脚などの改善にもなるので姿勢が整うなどのメリットがあります。
股関節ほぐしを動画で確認をしたい方はこちら