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【体が硬い方必見!】ガチガチ肩甲骨を動かしやすくする‍ヨガポーズ

上村ゆい身体が硬めのヨガインストラクター

皆さんの「肩甲骨」は、スムーズに動きますか?

猫背の方は、肩甲骨を寄せることが苦手です。つまりは常に肩甲骨が開きっぱなしということです。肩甲骨の可動域が狭くなることで、身体の不調を招くことにもつながります。

こちらの記事では、肩甲骨の可動域を広げるためのヨガのポーズをご紹介します。
肩こりで悩んでいる方必見です!

肩甲骨と関連する筋肉

肩甲骨は背中の上部にある逆三角形の平らな骨です。肩甲骨と胴体をつなぐのは鎖骨のみ。あとは筋肉が肩甲骨を支えています。

イラストAC
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肩甲骨には17種類もの筋肉がついています。こちらの記事で注目したい筋肉は、「僧帽筋(そうぼうきん)」と「菱形筋(りょうけいきん)」です。

僧帽筋…首から肩や背中にかけてある大きな筋肉。僧帽筋が衰えてくると、頭が支えられず肩こりが起こりやすくなります。また、姿勢が崩れてしまい腰痛などの原因にもなります。
菱形筋…肩甲骨を背骨に引き寄せる働きに作用する筋肉。菱形筋がうまく機能しないと、肩が前に出てしまったり、猫背などの姿勢の悪さにつながります。菱形筋が働かないと、僧帽筋の負担が増します。

肩甲骨の動きが悪くなると起こること

肩甲骨が動きにくくなると上半身を中心に身体の不調を招いてしまいます。

・肩こり
・首こり
・猫背
・頭痛
など

特にデスクワークなどで前屈みの姿勢を長時間している方は、背中が丸くなり常に肩甲骨が開いた状態です。肩甲骨を寄せる動きも行っていきましょう!

イラストAC
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肩甲骨の動きをスムーズにするためにおすすめしたいヨガのポーズがあるのでご紹介します!

肩甲骨を開いて寄せる「キャットアンドカウ」のポーズ

それでは早速、ヨガの「キャットアンドカウ」のポーズを行っていきましょう。

①四つん這いになります。肩の下に手首、股関節の下にひざがくるようにしましょう。

photo by YUI
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②息を吐きながら両手で床を押し、背中を盛り上げるようにし肩甲骨を左右に開いていきます。骨盤を後ろに傾けると背中が丸くなりやすいです。おへそを覗き込むことで、腹筋を使うことができます。

photo by YUI
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③息を吸いながら肩の位置は変えずに胸を下げ、肩甲骨を寄せます。このときにひじが曲がらないように注意しましょう。軽くお顔は真正面を向き、腰ではなく背中を反らします。

photo by YUI
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④呼吸に合わせながら②と③の動きを5回繰り返しましょう!

肩甲骨の動きとともに、背中の筋肉がしっかりと動いていることを確認しながら行ってくださいね。

動画で動きを確認したい方はこちら

身体が硬めのヨガインストラクター

「ヨガインストラクター×ヨガライター」鹿児島のさまざまな場所へ出向く、出張ヨガレッスンがメイン。自身の身体が硬い経験を活かし、ヨガ記事や初心者でも行いやすい動画をYouTubeで定期的に公開をしている。元美容部員。精神保健福祉士・社会福祉士の資格を保有。

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