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【使い切る】整理収納アドバイザーも実践!冷蔵庫の物を食べ切る5つのコツ

おかさん干物主婦/気楽な生活研究家

「食材が使い切れない」「冷蔵庫の中の物をいつも腐らせてしまう」と、悩んでしまうことはありませんか。筆者も節約のつもりで沢山の食材を買っても無駄にしてしまうことがありました。しかし、片づけを学んだことで、使い切る工夫をして無駄が減るようになりました。
「今ある食材をなるべく使い切りたい」と思っている人は、ぜひ本記事をご一読ください。

1.冷蔵庫の中身を把握する

我が家の冷蔵庫。奥の物を見失ってしまうこともあるので、全部出すのが望ましいです。
我が家の冷蔵庫。奥の物を見失ってしまうこともあるので、全部出すのが望ましいです。

冷蔵庫の中の物が食べ切れない!と困っているのなら、まずは状況を知る必要があります。つまり、何がどれだけあるのか冷蔵庫の中身を全て把握することが解決の重要な土台になります。
ちなみに「なんとなく」では把握したとは言えません。中身を全て出すなり、写真に撮って全部の物が分かるようにして冷静に分析してみましょう。重複して買っていた物、忘れていた物、冷蔵しなくてもいい物などが見つかるかも知れませんよ。

2.食べられない物を処分する

冷蔵庫の中身が全て把握できたら、食べられない物を処分しましょう。

・消費期限、賞味期限を過ぎた物
・傷み、腐敗が進んでいる物

期限日をチェックしたり、見た目やニオイなど分かりやすい基準で判断できるので迷わず整理できるはずです。まずは、冷蔵庫の中に食べられる物だけを残すことを目指してみましょう。

3.消費期限・賞味期限の近い物から使い切る

食べられる物だけが残せたら、改めて消費期限や賞味期限の近い物をチェックして優先的に使いましょう。また、果物や野菜、肉、魚など期限が分からない物は鮮度の状態に十分注意してください。もし、食べ切るのが難しい場合は冷凍やジャム、ピクルスなど、保存食に変えるのもオススメですよ。

4.優先する物を分かりやすくしまう

下の段に早く食べる物をまとめたり、賞味期限が見えるように工夫。カレンダーにも賞味期限を書いて忘れないようにしています。
下の段に早く食べる物をまとめたり、賞味期限が見えるように工夫。カレンダーにも賞味期限を書いて忘れないようにしています。

優先的に食べる物を消費するために、冷蔵庫を開けてすぐ見える場所にまとめたり、カレンダーやメモに書いておくなど忘れない工夫が大切です。筆者は以前「すぐ食べるから忘れるはずがない」と、何も考えずしまい込んで忘れたまま…という失敗を繰り返していました。
食べ物のこと以外に家事や育児、仕事など様々な事柄でふと忘れてしまう現実と、覚えていなければいけないストレスや捨てる後悔を経験してからは、カレンダーに書いたり冷蔵庫の中の見える場所に置いて食べ切るようにしています。

5.なるべく買い足さない

今ある食べ物を使い切りたいと思っているあいだは、なるべく食材を買い足さないようにしています。徐々にスペースができた冷蔵庫の中を見て物を入れたくなるかも知れませんが、いつものように買ってしまうと冷蔵庫の中はいっぱいになり、いつまで経ってもスッキリしません。
食材が使い切れなかったり、腐ってしまうのは管理しきれないほど買ってしまうからです。本当に必要な物以外は買い足さないようにして、ギュウギュウな冷蔵庫にならないようにしましょう。

時には食べない選択もアリ!反省として生かそう

なるべく食べて消費したくても、好みでない食べ物もあるかも知れませんし「もったいない」と無理して食べても辛いだけです。時には捨てる、人に譲るなど食べない選択も視野に入れましょう。買って食べなかった物はこれからの反省として生かせばいいのですから。ぜひ、冷蔵庫の物を上手に消費して無駄を減らしてみてくださいね。

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※記事内容は個人の感想や見解を含みます。
※記事内容は執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
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干物主婦/気楽な生活研究家

ゴミと埃と害虫で苦労した元汚部屋暮らしの整理収納アドバイザー。誰かと比べず自分の気持ちをラクにしたり楽しくさせる「気楽な暮らし」を発信。片づけ、整理収納、ライフスタイル、アイテム情報などをお届けします。1LDK賃貸に夫と3歳の息子、3人暮らし。ゴロゴロするのが大好きなぐうたら干物主婦でもあります。雑誌掲載ほか、整理収納アドバイザー2級認定講師として資格講座や片づけ講座も行っています。

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