シトシトと降る梅雨はどこにいった!東京では梅雨入りした途端に激しい雨が降り注ぐ
21日に遅れていた梅雨が、ついにやってきました。近畿・東海・関東甲信越の3地方で、本日21日に梅雨入りしたと発表がありましたね。
しかし、梅雨入りした途端に東京や伊豆諸島では、局地的に非常に激しい雨が降っています。
昭和時代を生きてきた筆者には、シトシトと雨の降る梅雨が懐かしいです。
昭和時代なら梅雨はシトシト雨が常識
先にもお伝えしましたが、昭和時代を生きてきた筆者とって、梅雨は「シトシトと雨が降り、アジサイの葉っぱの上をカタツムリが移動する」そんな梅雨が常識でした。
たまにザーザーと降る雨にも見舞われましたが、現代のような大雨は記憶にありません。
もしかすると、筆者の少年時代の記憶がおかしいのかもしれませんが、それにしても災害級の大雨はなかったはずです。
梅雨入りした沖縄でも「記録的短時間大雨情報」が発表されている
最も早く5月21日ごろに梅雨入りした沖縄でも6月19日までに、那覇では1,095.5ミリ、宮古島では785ミリと平年の3倍以上の雨が降っています。
その他でも、久米島で1,139ミリ、名護で865ミリなど、平年の倍以上の雨が降りました。
中でも6月14日には、沖縄県豊見城市付近では1時間に約110ミリの猛烈な雨が降り「記録的短時間大雨情報」が発表されています。
21日は東京や伊豆諸島で非常に激しい雨が局地的に降った
梅雨入りした途端に、東京や伊豆諸島で非常に激しい雨が局地的に降っています。
関東甲信越地方の梅雨入りは、1967年および2007年の「6月22日ごろ」に次いで、2番目に遅い梅雨入りとなりました。
tenki.jpによると「遅い梅雨入りの関東は、短期集中型の大雨になる可能性」と発表されています。
21日の伊豆諸島や東京都でも一時、利島村や新島村、神津島村に土砂災害警戒情報が発表されたほどです。
また、都心でも地面に打ちつける大粒の雨が観測され、午前中から雨に多くの方が悩まされていました。
横浜では「大雨+強風」で傘が役に立たない時間帯も!
横浜市でも午後1時ごろに、大雨と最大瞬間風速13.6mの強風によって、傘がまるで役に立たない時間帯がありました。
このように多くの地域で雨と風によって、びしょ濡れになる方が続出しています。
22日~24日は関西や日本側で警報級の大雨のおそれ
22日(土)から24日(月)にかけて、梅雨前線の活動が活発になる予想が発表されています。
今度は関西や日本海側でも大雨が降る状況になり、広範囲で警報級の大雨になるおそれがあるとのこと。各地方の予想される雨量は、以下のように発表されています。
●21日18時~22日18時
九州北部地方⇒120ミリ
●22日18時~23日18時
東海⇒200ミリ
北陸・近畿・中国・九州北部地方⇒150ミリ
●23日18時~24日
近畿地方⇒120ミリ
東海・北陸地方⇒100ミリ
中国地方⇒80ミリ
大雨でも熱中症に要注意!
22日~28日の週間天気予報では、最低気温が20度を下回る日がほとんどありません。そのため、昼間はもちろん蒸し暑く寝苦しい夜が予想されます。
熱帯夜になる地域もあるため、室内での熱中症対策が重要ですね。
- 日頃から体調管理を心がける
- 暑さを避けてのどが乾く前から水分補給
- エアコンを使用して室温を適度に下げる
特に高齢者や子ども、障がい者の方は熱中症になりやすいため、周囲の方がサポートしましょう。
大雨で窓を開けられないため、扇風機だけでは対応できないかもしれません。
電気代も気になるところですが、命には代えられないので適度にエアコンも使用して、熱中症対策を行いましょう。