【ゴルフ】グリーンまわりからのショットでミスが減る サンドウェッジ選びのポイント
バウンス効果
ソールの張り出し部分の角度のことをバウンス角という。フェース面の角度を示すロフト角に比べて、なじみのない角度かもしれないが、主にグリーン周りで使用するウェッジではポイントになる角度だ。
バウンス角があることで、芝の上をクラブヘッドがすべりやすくなる。また、バンカーショットでは、砂を爆発させて脱出させやすくなる。これらをバウンス効果という。
バンカーショットではロフト角だけでなくバウンス角がポイント
バンカーからはアゴを越える高さのショットが必要になる。
高さを出すためには、ロフト角だけでなくバウンス角がポイントになる。
バウンス角が小さいウェッジは、砂質など状況によってテクニックを駆使しやすいメリットがある一方、砂を爆発させた時にスムーズにクラブヘッドが抜けないことがある。
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12~14度がおすすめ
多くの一般ゴルファーは、バウンス角が大きい方が良いだろう。バウンス角が小さいクラブはミスヒットの許容範囲が狭くなりやすい。12~14度のものがおすすめだ。
バウンス角が大きめのウェッジを使うことで、クラブヘッドが芝をすべりやすくなり、ダフりにくくなる。バンカーショットでは、クラブヘッドが砂にもぐりすぎることがなく、砂を爆発させて脱出させやすくなる。
さまざまなソールバリエーション
バウンス角が大きいと、フェアウェイからフェースを開いて打つ場合、ライによってはその角度が邪魔になる。基本的にはフェースを開くとバウンス角が大きくなるからだ。
ライを問わずフェースを開いて使うことがある場合は、ソール形状にこだわってウェッジを選び、購入することを検討すると良いだろう。
モデルによっては5~6種類のソール形状を用意している。フェースを開いてもバウンス角が大きくならないバウンス効果が小さいものから、バウンス角に加えてワイドソールでバウンス効果を大きくしたものまで、さまざまだ。
よりグリーン周りからのショットを楽しむべく、ウェッジのバウンスについて理解を深めていきたい。
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