【ゴルフ】「ロフト角」「重量」「かたさ」 クラブ選びの3つの注意点
様々なタイプのものがあるゴルフクラブ
ゴルフクラブのスペックは様々だ。初級者、中級者、上級者。パワーがあるゴルファー、ないゴルファー。あらゆる層のゴルファーに対応したモデルを各メーカーがラインナップしている。
ゴルフを始める人はゴルフクラブを揃える必要があるし、ゴルフの成長、スイングやプレースタイルの変化に応じて、クラブの追加や変更が必要になることがある。
どのようにクラブを選定すれば良いのだろうか。クラブ選びの3つの注意点について解説する。
3つの注意点
ウェッジのロフト角のフローは合っているか
ゴルフショップにあるアイアンセットは、ピッチングウェッジまで、となっている場合が多い。アプローチウェッジやサンドウェッジなど、ピッチングウェッジより下の番手は、別に追加する必要がある。
ウェッジを追加する場合、ピッチングウェッジのロフト角に合うようにセッティングする必要がある。ロフト角は1つ番手が下がるにしたがって、4度ほど大きくなるのが基準。
ピッチングウェッジのロフト角はアイアンセットのモデルによって様々で、42度のモデルもあれば47度のものもある。ウェブサイトにスペックが載っているのでピッチングウェッジのロフト角を把握しておこう。
番手ごとのクラブ総重量が適性のフローか
ドライバーからミドルアイアン、ウェッジ。番手が下がるにつれて、総重量は重くなるべき。セット販売されているアイアンセットは、適したフローの重量になっているだろうが、別に追加するその上の番手や下の番手は、考えてセッティングしなければ、適したフローにならないので注意が必要だ。
ユーティリティーのシャフトがアイアンのシャフトより重くなっていたり、ピッチングウェッジよりも軽いサンドウェッジになったりしないように注意したい。
シャフトのフレックスは1つの目安
シャフトのかたさを示すものとしてR、S、Xといったものがある。RとSではRの柔らかくSの方が硬い。Sより硬いのがX。ただ、これはあくまでも目安で、メーカーやモデルによって基準は異なる。アベレージ向けクラブのSと、アスリート向けクラブのSでは、硬さはまったく異なる場合があったりする。
かたさを示す基準として適していると言われているのが、1分間にどれだけ振動するかを表す振動数だ。振動数は番手が下がるにしたがって大きくなることが基準になる。振動数を知るには、ゴルフショップや工房での測定が必要だ。
クラブセッティング全体を考える
クラブはセッティング全体を考えながら決めていく必要がある。追加や変更したいクラブのことだけを考えていると、セッティングしているクラブのロフト角や重量、シャフトのかたさの流れが合っていない、といったことに成りかねないので注意しよう。
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