「すい臓」が悪くなると「腸」も悪くなる?-"健康に重要"なすい臓と腸の関係とは!
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おがちゃん先生です。
今回は「すい臓」と「腸」の関係を解説していきます。
すい臓ってどんな臓器?
すい臓は、胃の裏側あたりで、十二指腸(腸)に抱えられるようにある臓器です。
長さは約15〜20cmくらいです。
YouTube動画では手作り模型にて解説!
すい臓には「①膵液の分泌」と「②血糖調節ホルモンの分泌」という働きがあります。
そして、今回は「腸」との関係を解説するので、特に①の膵液の分泌に注目していきましょう。
膵液(すいえき)ってなに?
膵液は、すい臓から分泌される弱アルカリ性の液体で、食べたものを分解する酵素(消化酵素)が含まれています。
通常、食後に十二指腸(腸)へ分泌されて、「三大栄養素(糖質・脂質・タンパク質)の分解」に関わります。
「すい臓」と「腸」の関係とは?
食べたものは、「すい臓の膵液」によって分解され→「空腸・回腸(腸)」でさらに小さく分解されて→栄養が吸収されます。
そのため、すい臓が悪くなり膵液の分泌が低下すると、あまり消化をされていない食べ物が腸に流れていくため、負担がかかります。
これにより、脂肪性の下痢が出ることがあります。
※脂肪性の下痢…油っぽく、白っぽい。水に浮きやすい乳白色の便。
また、胃から流れてきた食べ物は、強い酸性である「胃酸まみれ」になっています。
そういったものを「中和」するためにも「弱アルカリ性」である膵液が必要となります。
だからこそ、すい臓が悪くなり膵液の分泌が低下すると、胃酸まみれのまま、腸へ流れていってしまいます。
これにより、腸が胃酸によって傷つけられてしまう(十二指腸潰瘍など)可能性があります。
以上のように、「すい臓」が悪くなると「腸」も悪くなってしまうことがあるんですね。
最後に(すい臓の健康のために)
すい臓を健康に保つために、禁煙・お酒を飲みすぎない・適度な運動・食物繊維を摂る・糖質や脂質を摂りすぎないことが大切です。
また、すい臓は症状が現れにくい臓器でもあるので、定期的に健康診断を受けることも大切です。
では、今回はここまでです。
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(Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム記事より)
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おがちゃん先生について
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