ジョギングで痩せる?脂肪を燃焼させる効率よい方法!サプリメントも活用で更にやる気アップ
|ランニングよりジョギングの方が効率良く体脂肪を燃焼
ランニングで汗をかいて、体重計に乗ると「減ってる」と実感する人もいますが、汗で身体から水分が減っただけで水分補給をすれば、元の体重に、効率よくダイエットするには体脂肪燃焼する運動が必要。その運動の一つが有酸素運動です。ところがランニングは汗をかきやすい運動ですが、体脂肪を効率よく燃やすには運動強度が低い方がより効率が良いです。従ってランニングよりジョギング、更にウォーキングです。しかし運動したと実感するには走る方が達成感があります。そこでお勧めなのがジョギングです。
|20分以上継続すると脂肪が効率よく燃焼させ続ける
有酸素運動を20分以上継続しないと脂肪は燃えないと、勘違いする方がいます。有酸素運動を20分続けないと燃えないのではなく、効率よく体脂肪を分解し、エネルギー変えるパターンの効率化するのが20分程度からと言われます。運動に慣れていなければ10分でも効果は生まれます。
|一番時間がかかるのは体脂肪の分解からの手順!
脂肪燃焼には、材料となる脂肪が何処に一番多いか?それは体脂肪として内臓脂肪や皮下脂肪に存在します。特に内臓脂肪を減らしたいためにジョギングするわけです。体脂肪を分解すればそれで終わりでなく、分解された脂肪が血液中に運ばれて細胞へ行くので時間がかかります。その分解をアシストしてくれるのが、コーヒーや緑茶などのカフェインや共役リノール酸(CLA)になります。ジョギングの1時間前にカフェインを摂取すると効果的です。※共役リノール酸は不飽和脂肪酸の一種
|血液中の脂肪は各細胞へ運ばれる
体脂肪を分解し血液中へと、まだこの状態では脂肪はまだ燃焼していません。そこから血液を介して各細胞に移動しなければなりません。時間がかかりますね。血液中にも脂肪(中性脂肪)が存在します。中性脂肪は直ぐにエネルギーとして利用できるので10分でも効果が表れるのはこの点です。そして血液中の脂肪を細胞に運びやすくサポートしてくれるのが、羊肉などに多く含まれるアミノ酸由来の「L-カルニチン」にです。これは加齢によって減少するのでサプリメントなどで補うことも可能です。
|細胞の中のミトコンドリアでやっと脂肪が利用されます。
やっと最終段階!血液中から運ばれた脂肪を細胞のミトコンドリアで消費して脂肪燃焼完了です。しかしミトコンドリアは工場のようなもので、その原動力は、イワシなどに多く含まれる「コエンザイムQ10」です。こちらも加齢により減少します。従って40歳以降の方になると不足がちな栄養素です。
その他に必要なのが酸素と水(細胞内はプールようなもの)です。心拍数が上がり過ぎると脂肪よりも糖を優先して使われます。「街ラン」でも紹介しましたが、「お喋りできるスピード」即ちジョギング程度の運動強度で酸素をゆっくり取り、小まめな水分補給が代謝を上げ脂肪燃焼効率を高めます。ダイエットで走りたいのであればゆっくり長く続けましょう。
Written by マラソン完走請負人/牧野仁です
有限会社スポーツネットワークサービス代表取締役。初心者向け走り方教室「Japanマラソンクラブ」を立ち上げ、様々な方々に走るまでの準備やケガを防ぐ走しり方などを指導。走ることを軸に、旅行(旅RUNの名付け親)や食、健康、美など提供しています。ジョギングインストラクター資格認定講座も開催。
著書;楽して走ろうフルマラソン(ランナーズ)。フルマラソンスタートBOOK(エイ出版)。目からウロコのフルマラソン完走新常識(実業之日本社)など多数。
テレビ;「ラン×スマ(NHK BS)」「ソレダメ(テレビ東京)」など出演。
「相棒」「警視庁・捜査一課長」などランニング監修。
雑誌;Tarzan(マガジンハウス)ランニングスタイル(エイ出版)MONOQLO(晋遊舎)など、監修
YouTubeチャンネル:ビギナーランニングマガジン / 完走請負人牧野.