【大阪マラソン】初マラソン日本記録!そして市民ランナーの参加も復活!
|2019年以来の市民ランナー参加!
昨年2月に復活したものの、市民ランナーの参加は見送りに、何と2019年12月1日以来の市民ランナーが大阪の街を駆け抜けた。そしてトップランナーと共に走るのは初の大会。MGCの出場権をかけてトップアスリートもしのぎを削り、市民ランナーは自己ベスト並びに完走へ向けてゴールを目指した。
|3万人余りのランナーが大阪の街を駆ける!
大阪マラソンは3万人余りのランナーが大阪の街を駆け抜けた。その完走率は95.3%と前回2019年に比べると0.5%下がっています。大阪マラソンはウエーブスタートをとっているので制限時間(7時間)よりも短い傾向にあり、ウエーブスタート前の大会では96.9%と完走へのハードルも上がっているのではないでしょうか?そしてコースも30km手前の千日前通りの急激なアップダウンがランナーを苦しめている。
|30km以降の急激なアップダウンにも拘らず好記録が!
東京マラソンと比べると30km以降のアップダウンは記録への影響があるのではないかと思っていましたが、東洋大学出身の西山和弥選手(トヨタ自動車)並びに日本体育大学出身の池田耀平選手(花王)が共に初マラソン新記録の2時間6分台でMGCの出場権を獲得しました。大会記録は昨年の星岳選手(コニカミノルタ)が記録した2時間7分31秒を、何と11名が記録更新と驚異的な結果に!
|様々な選手が躍進!
日本の鉄人!川内優輝選手(あいおいニッセイ同和損保)がフルマラソン123回にして、自己ベストに迫る2時間7分35秒でゴール!まだまだレジェンドの活躍続く!そして学生歴代二位の記録を叩き出した。柏 優吾選手(東洋大学)も2時間8分11秒と、シューズの進化と共に選手のスピードも上がっています。そして今週は東京マラソン。どんな結果が見られるか乞うご期待。
Written by マラソン完走請負人/牧野仁です
有限会社スポーツネットワークサービス代表取締役。初心者向け走り方教室「Japanマラソンクラブ」を立ち上げ、様々な方々に走るまでの準備やケガを防ぐ走しり方などを指導。走ることを軸に、旅行(旅RUNの名付け親)や食、健康、美など提供しています。ジョギングインストラクター資格認定講座も開催。
著書;楽して走ろうフルマラソン(ランナーズ)。フルマラソンスタートBOOK(エイ出版)。目からウロコのフルマラソン完走新常識(実業之日本社)など多数。
テレビ;「ラン×スマ(NHK BS)」「ソレダメ(テレビ東京)」など出演。
「相棒」「警視庁・捜査一課長」などランニング監修。
雑誌;Tarzan(マガジンハウス)ランニングスタイル(エイ出版)MONOQLO(晋遊舎)など、監修
YouTubeチャンネル:ビギナーランニングマガジン / 完走請負人牧野