【東京マラソン2023】3万8千人が東京の街を駆け巡る!
|東京マラソン9時10分に号砲
昨年は2万人弱から今年はマラソンで37,500名、10.7km 500名の延べ38000人がスタートラインに、いよいよ市民マラソン復活と言っても過言ではないでしょう。そしてMGCの出場権、そして日本記録と期待のかかる大会。注目は前日本記録保持者の大迫傑選手(Nike)、その他にも土方英和選手(旭化成)、細谷恭平選手(黒崎播磨)、井上大仁選手(三菱重工)、吉田祐也選手(GMOインターネットグループ)の日本人招待選手。
※MGC出場権は2時間10分00秒以内をマークして日本人3位以内、または2時間9分00秒以内で同4~6位以内が条件。
|30km以降は山下選手が引っ張る形に!
ペースメーカーが外れた30km以降は、山下一貴選手(三菱重工)が引っ張る形に、海外勢は全く先頭に立たない異例なレースに、そこに大迫傑選手、其田健也選手(JR東日本)が着く形に、37kmに入ると一気に海外勢が先頭に躍り出る展開に!
|ラスト100mでの優勝争い!
ラスト1kmを超えても6人の集団で優勝を争いが展開され、ラスト42kmを超え3人絞られ、最後はデソ・ゲルミサ選手(エチオピア)がモハメド・エサ選手(エチオピア)を差し、2時間5分22秒優勝。日本勢は山下一貴選手(三菱重工)が2時間5分51秒で日本人一位、続いて其田健也選手(JR東日本)2時間5分59秒。そして大迫傑選手も6分台でMGC獲得。
|女子は青森山田出身のローズマリー・ワンジルが優勝
2時間16分28秒で、青森山田高校出身のローズマリー・ワンジル選手(ケニア)が優勝。日本に馴染み深い選手の活躍は嬉しい限り、日本人トップは松田瑞生選手(ダイハツ)が2時間21分44秒の好タイム。
|市民ランナーの戦いはまだここから!
東京マラソンは制限時間7時間。市民ランナー戦いはここからがスタート。16時10分までに東京丸ノ内のゴールを目指す走り、まだまだ応援。
Written by マラソン完走請負人/牧野仁です
有限会社スポーツネットワークサービス代表取締役。初心者向け走り方教室「Japanマラソンクラブ」を立ち上げ、様々な方々に走るまでの準備やケガを防ぐ走しり方などを指導。走ることを軸に、旅行(旅RUNの名付け親)や食、健康、美など提供しています。ジョギングインストラクター資格認定講座も開催。
著書;楽して走ろうフルマラソン(ランナーズ)。フルマラソンスタートBOOK(エイ出版)。目からウロコのフルマラソン完走新常識(実業之日本社)など多数。
テレビ;「ラン×スマ(NHK BS)」「ソレダメ(テレビ東京)」など出演。
「相棒」「警視庁・捜査一課長」などランニング監修。
雑誌;Tarzan(マガジンハウス)ランニングスタイル(エイ出版)MONOQLO(晋遊舎)など、監修
YouTubeチャンネル:ビギナーランニングマガジン / 完走請負人牧野