スマートウォッチのセンサーをパーキンソン病診断に活用するアップルの特許が公開
「Apple Watchの向かう先はやはり"医療"。パーキンソン病検出の特許が公開」というニュースがありました。
スマートウォッチなどのウェアラブル・デバイスの重要な応用の一つが医療健康分野であることに異論がある人はいないでしょう。常に身につけているデバイスであることから、センサーによる定常的なデータの収集が可能であり、従来は不可能であったソリューションが実現できます。たとえば、Apple Watchの心拍センサーを心臓病の治療に役立てる取り組みなどがあります。
当該特許の公開番号は、20190365286号、発明の名称は”Passive tracking of dyskinesia/tremor symptoms”(運動障碍/震えの兆候の受動型追跡)、公開日はつい先日の2019年12月5日です。公開のみで権利化されたわけではありません。米国特許庁からの実体的な通知はまだ出ていません。また、現時点では米国以外での出願は確認されていません。
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