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スマートウォッチのセンサーをパーキンソン病診断に活用するアップルの特許が公開

栗原潔弁理士 知財コンサルタント 金沢工業大学客員教授
米国公開公報20190365286

「Apple Watchの向かう先はやはり"医療"。パーキンソン病検出の特許が公開」というニュースがありました。

スマートウォッチなどのウェアラブル・デバイスの重要な応用の一つが医療健康分野であることに異論がある人はいないでしょう。常に身につけているデバイスであることから、センサーによる定常的なデータの収集が可能であり、従来は不可能であったソリューションが実現できます。たとえば、Apple Watchの心拍センサーを心臓病の治療に役立てる取り組みなどがあります。

当該特許の公開番号は、20190365286号、発明の名称は”Passive tracking of dyskinesia/tremor symptoms”(運動障碍/震えの兆候の受動型追跡)、公開日はつい先日の2019年12月5日です。公開のみで権利化されたわけではありません。米国特許庁からの実体的な通知はまだ出ていません。また、現時点では米国以外での出願は確認されていません。

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弁理士 知財コンサルタント 金沢工業大学客員教授

日本IBM ガートナージャパンを経て2005年より現職、弁理士業務と知財/先進ITのコンサルティング業務に従事 『ライフサイクル・イノベーション』等ビジネス系書籍の翻訳経験多数 スタートアップ企業や個人発明家の方を中心にIT関連特許・商標登録出願のご相談に対応しています お仕事のお問い合わせ・ご依頼は http://www.techvisor.jp/blog/contact または info[at]techvisor.jp から 【お知らせ】YouTube「弁理士栗原潔の知財情報チャンネル」で知財の入門情報発信中です

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