2024年1月スタート!まずまず、新しいNISAって、何がお得なの?(30秒カンタン解説)
2024年1月、新しいNISAがスタートする!
会社員向けの雑誌、最近の話題は「NISA」です。東洋経済、週刊ダイヤモンド、エコノミストの3雑誌は年末年始のタイミングでNISA特集を組みました。マネー雑誌が特集するのはもちろんですし、AERAが表紙タイトルにNISA特集を示したり、一部の女性誌でも特集記事があります。
今回はすでにNISAのことを知っている人「ではなく」、NISAのことを知らない人のために記事を書いてみたいと思います。SNSで拡散される情報はしばしばエッジの効いた人の発言が多く、初心者向けの情報が埋もれがちなこともあって、「普通の人向けのNISA解説」をまとめてみたいと思います。
1/1掲載 1.まずまずNISAって何がお得なの?
1/2掲載 2.まずまずNISAってどこで始めるの?
1/3掲載 3.まずまずNISAで何を買えばいいの?
投資をするなら作らないわけにはいかない簡単な理由
最初に簡単な結論を説明します。NISA口座を開設したほうがいい理由です。それは
投資でいくら儲けても、税金がゼロですむから
です。
私たちが投資や銀行預金で得た収益については20.315%が課税されるルールとなっています。20.315%ですよ!
銀行預金の0.00X%のような利息にも課税されていますし(ほとんどの個人は1円未満であっても)、株や投資信託が値下がりしたり値上がりする中でようやく利益を出したとしても、容赦なく20.315%引かれます。
さすがに値下がりして売り払ったときには税金をとりませんが(そりゃそうだ)、大きな負担です。これがNISA口座内で購入したものについては「税率ゼロ」となるのです。
投資のハードルを大きく下げるNISA、やらないわけにはいかない
あなたがもし、投資に少しでも興味があって口座を作るなら、NISA口座を作らない理由がほとんどありません。
税金を取られるか、取られないかは、あなたの運用成績に直結しますが、取られる口座で投資をすることで得られるメリットは基本的にないからです(損をしたとき、他の利益と相殺して税額を通算させることができるくらいか)。
というわけで、2024年1月、新しくリニューアルされたNISA口座、あなたも開設し、運用をスタートしてみてはいかがでしょうか。
その2は、どこでNISA口座を始めればいいか解説します(2024/1/2掲載予定)。
1/2掲載 2.まずまずNISAってどこで始めるの?
1/3掲載 3.まずまずNISAで何を買えばいいの?
(下記、30秒解説動画もご覧ください)