スタバ値上げ時代に光明!タンブラー利用割引×カスタマイズ無料で77円お得になる
スターバックスの夏のキャンペーンに注目
スターバックスのコーヒーといえばずいぶん値上がりしています。私が講演などで積立の効果を説明するとき「カフェラテトールサイズ370円分を毎日貯金していたら月12000円相当、40年貯めて運用もすれば1000万円に育ちます」なんて言っていたものですが、今のカフェラテトールサイズはトールサイズ495円です。
物価高のご時世ですから値上げは仕方ないのですが、どうしても「トールよりショート」「カスタマイズはなし」となってしまいます。
そんな私たちに、スタバのタンブラー部(マイボトルを使ってエコに貢献しよう、という取り組みのひとつ)の夏のキャンペーンが始まります。「タンブラー利用で22円引き」+「カスタマイズ55円が無料でひとつチョイス可能」というもの。
つまり本来価格からすれば合計で77円もお得になるというわけです。もともとタンブラー利用の割引22円(税込。テイクアウトの場合は21円)が得られるのですが、さらにサービスがプラスされたことになります。これはうれしい!
条件はひとつ。タンブラーやマイボトルを持参し利用をすること。カスタマイズについては55円(税込)の範囲なら好きなものをえらべるようです。
他店のタンブラー、家電量販店のマイボトルでもOK
ちなみにこうしたタンブラー割引ですが、公式のマイボトルやタンブラーである必要はありません。ビックカメラ等の家電量販店で買ったタンブラーでも割引してもらえます。
このことは以外に知られていません。趣旨としては、お店のプラスチックカップを使用しないことで環境負荷低減に協力してくれたことのお礼ですから、それは他社製のタンブラーやマイボトルでもかまわないわけです。
スタバ等の公式タンブラーは価格設定が少し高めなので(洒落ているデザインが多くて魅力的なのがまた悩ましいところですが)、一度家電量販店に行ってみましょう。サイズやデザインでいろんな選択肢の中から選べます。もちろん、お値段も控えめ。もちろん、ECサイトも検討候補にいれていいでしょう。
ただしミニサイズを選びすぎるとドリンクが入らない恐れがあるのでご注意を。最近はやりの小さなものは0.2リットルしか入らないので通常のショートサイズのカフェラテも入らないことになります。
タンブラーを買う費用、割引で元が取れるか
さて、「お得!」と言う前に冷静に考えるべきことがひとつあります。目の前では77円お得だったとしても、そもそも「マイボトルやタンブラーを買った費用」がかかるよね、ということです。
一回限りの費用としての「購入費用」と、一杯ごとに何度も得られる「割引の合計」で後者が逆転しなければお得、とはいえません。もちろんエコも大事ですが、エコだって何度もマイボトルを利用してこそです。
例えば無印良品のステンレスタンブラー(0.3L)、1490円を例に考えてみましょう。もし22円引きだけで考えたとしたら、68杯目でようやく元が取れるということになります。これだと会社の近くで毎日注文しても3カ月かかってしまいます。
ところが77円引きだと思うと、なんと20杯目で元が取れる計算です。これなら今年の夏のうちに元は取れてそれ以上はずっとお得ということになります(カスタマイズは別にしなくてもいいので、77円引きで計算するのはちょっと無理がありますが)。
使い続ければ、タンブラーやマイボトルや数年以上もちます。使う人は基本的に損をしないと思います。
他チェーンもタンブラー値下げはあるので利用したい
ところで、こうしたマイボトルの持ち込みで値下げになるサービスはスターバックスだけの専売特許ではありません。多くのコーヒーチェーン店が実施しています。こちらも最後に紹介しておきましょう。
タリーズ 30円引き
エクセルシオール 20円引き
上島珈琲 50円引き
カフェ・ド・クリエ 30円引き など
(※基本的に本体価格の割引額)
それ以外のチェーン店も20円引きをしていることがありますので、レジ横の案内をチェックするか、店員さんに質問をしてみてください。
私たちとしては冷たいまま数時間キープできる(もちろんホットも)うえに割引してもらえるのですからなるべく割引を利用してコーヒーを楽しみたいもの(もちろん、保冷・保温効果がある場合の話。最近だとシンプルにプラスチックカップのタンブラーやマイボトルもあります)。
ただし、衛生には配慮を忘れずに。基本的にはさっと洗って乾燥させれば大丈夫ですが、特にミルク入りのドリンクの放置は危険です。家に帰ったら皿洗いとセットで習慣づけるようにしましょう。