吉塚にある「キッチンポアレ」

アットホームで手軽ながらも、お味は本格的。街の洋食屋さんとはこんなお店のことなのでしょうね。JR吉塚駅から空港通りへ向かう、吉塚2000年通りという通り沿いにあるお店。シンプルな店構えに、ポアレという名前もどこか可愛い佇まい。地元の知人もイチオシのお店、地元の常連さんと思われるお客さんがたくさんで賑わうお店です。

店内はカウンターにテーブル席。こぢんまりとして、木目調の落ち着ける空間はアットホームな雰囲気です。吉塚という街に馴染んだ、気軽に立ち寄れる洋食屋さん。でも、ランチタイムなどピークタイムは行列となる人気店です。目の前を通って、駐車場が空いてたらラッキーてな感じです。

本格派洋食メニュー

洋風食堂のような雰囲気も漂うお店、でもメニューは本格派なのです。フレンチを主としているようで、マスターは洋食屋さんで腕を磨いた方だろうか。
ランチメニューは日替わりをはじめ、ハンバーグやステーキ、カレーなども揃います。日替わりなんかは、毎日アイデアが詰まった美味しいメニューをいただけます。まずは、ポタージュスープにサラダからはじまります。

ランチメニューは1,000円前後からいただけるというリーズナブルさ。コロッケや海老フライなんかもあり、一般的な洋食メニューに見えますが、実際に出てくるメニューは本格派。彩鮮やかなサラダからもそれが伝わります。

ポークステーキ ジンジャーソース

一番のお気に入りがこれ、勝手にポークジンジャーって呼んでますが、ジンジャーソースのポークステーキです。厚切りの、こんがり焼き目が付いた綺麗なポーク。じゃがいも、ほうれん草、人参とワンプレートになっています。なんだか、懐かしいレストランのメニューみたいなんですね。

このジンジャーソースがとっても美味いのです。甘辛風味で擦り下ろされたのは、生姜と玉葱でしょうか。その風味がたまりません。豚肉も脂分が強くなくさっぱり。これがまた、ジンジャーソースとの相性がバッチリなんですね。セットのライスも美味しくいただける味わいです。

ポークをフォークとナイフで切っていただきます。ポークがこのジンジャーソースの甘辛い中に、ほんのり生姜や玉葱の風味が絡み合ってとっても美味しい。飾ることなく味を追求したメニューは、洋食の基本の味わいで、子供の頃に連れて行ってもらった豪華なランチメニューを思い浮かべてしまいます。

白いお皿に盛り付けられた、こだわりの洋食メニューの数々。リピーターのお客さんも多いと聞きます。アットホームで懐かしい、そして気軽に立ち寄り手軽にいただける。そんな街の洋食屋さんが大好きです。

キッチンポアレ