きっと知らない市民が大多数。藤沢市役所で七変化する「ふじキュン」の秘密
【プライスレス藤沢】
~藤沢の魅力を再発見~
藤沢市内で見つけたプライスレスな情報シリーズ。44カ所目は『藤沢市役所』本庁舎1階・入り口に飾られた「ふじキュン」です。
ガラス張りのケース内に飾られた「キュンとするまち。藤沢」の公式マスコットキャラクター「ふじキュン」。
生まれは「藤沢の波」、性別は不明、年齢は不詳というプロフィールで、悩みごとは「藤沢の知名度が低いこと」という「ふじキュン」(そんなことないよ「ふじキュン」!笑)
みなさんはご存じでしょうか、この『藤沢市役所』の「ふじキュン」が時々「衣替え」をしていることを(きっと気が付かない市民の方も多いことでしょう)。まずはその七変化ぶりをご覧ください。
和装バージョン「七五三ふじキュン」
髪飾りや千歳飴まで丁寧に作られています。製作者は教育指導課の職員さん。
サマーバケーション風「夏のふじキュン」
この衣装は、ご祝儀に使われている「水引き」でできているのだとか!製作者は子育て給付課の職員さんです。
鉄道大好き「駅員ふじキュン」
市内を走る6社の鉄道も見事に再現。製作者は子育て給付課の職員さんで、自信のお子さんが着ていた中学校の制服をリメイクして作った作品です。
梅雨バージョン「カッパふじキュン」
細部まで丁寧に作られた「ふじキュン」の和傘がかわいらしいですよね!製作者はマイナンバーカード北部窓口の職員さん。
こどもの日バージョン「兜ふじキュン」
まるで武将のようにかっこいい「ふじキュン」と立派な鯉のぼり。製作者はマイナンバーカード北部窓口の職員さんです。
すごいでしょう?これらの「ふじキュン」の衣装。どれも力作ばかりです。
SNS上では、毎月のように写真を撮りに行くファンの投稿や「いつ、誰が、どうやって作っているの?」と言った書き込みも見かけます。ということで、今回は藤沢市役所管財課さんに、7つの質問をおたずねしてみました。
不思議①「ふじキュンの衣替え」は、いつから始まったのですか?
―2020年2月から始まりました。
不思議②「ふじキュンの衣替え」の目的は何ですか?
―来庁されるみなさんに楽しんでいただくことです。
不思議③「ふじキュンの衣替え」は、誰が担当しているのでしょうか?
―市役所内で「衣装づくりに挑戦してみたい方」を募りました。そのため、いろんな部署の職員が製作にたずさわっています。
不思議④「ふじキュン」の衣装は、どのように製作されているのですか?
―衣装の素材はさまざまで、着替えができるものから「ふじキュン」に直接縫い付けてあるものまであります。各担当者が、時間をかけてオリジナリティあふれる作品に仕上げています。
不思議⑤「ふじキュンの衣替え」は、どのタイミングで行われているのですか?
―基本的には毎月1回、その季節にふさわしい衣装に着替えています。
不思議⑥「ふじキュン」は、一体何着の衣装を持っているのでしょう?
―相当数あります。ですが詳細な数字までは把握していません。
不思議⑦ 衣替え後の「ふじキュン」の衣装は、どこに保管されているのですか?
―市役所内に保管しています。今のところ、どこかに展示する予定などはありません。
なるほど...!
というわけで「ふじキュンの衣替え」は「藤沢市役所の職員さんが中心となって製作・管理」にたずさわり「来庁する人々をなごませる展示作品」だったということがわかりました。『藤沢市役所』に来庁する際は、ぜひのぞいてみてくださいね!
※「キュンとするまち。藤沢」公式 Instagram(外部リンク)では、古き良き風情を感じる歴史ある街並みや、海の幸や農産物のグルメなど、四季を通して藤沢の魅力を発信しています。気になる方はぜひフォローを。
基本情報
『藤沢市役所』(本庁舎1階入り口の自動ドア前)
住所:藤沢市朝日町1番地の1
電話:0466-25-1111(代表)
アクセス:JR及び小田急線「藤沢駅」下車。北口より大船方面へ徒歩約5分
市役所の業務受付時間:月曜日から金曜日(祝日、年末年始を除く)8:30~17:00
※記事内の写真の一部は「キュンとするまち。藤沢」公式 Instagram(外部リンク)よりお借りしています。
取材・撮影協力 藤沢市役所 様
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