【藤沢市】夜のプレミアム参拝。いにしえの世界へといざなう、大河ドラマゆかりの神社
【プライスレス藤沢】
~藤沢の魅力を再発見~
藤沢市内で見つけたプライスレスな情報シリーズ。9カ所目は、藤沢市藤沢にある『白旗神社』。祭神は寒川比古命と源義経公。武芸・芸能・学問のごりやくがある神社です。
源義経公といえば・・・
先日ついに放送開始となった大河ドラマの歴史の舞台「鎌倉時代」に登場する人物。そのため『白旗神社』は、神奈川県が開設した大河ドラマ「ゆかりの地」を紹介する特設ウェブページでも紹介されています。
今回は、いにしへの世界へいざなう、神秘的な“夜”の『白旗神社』のようすをご紹介します。
写真は夜9時過ぎの『白旗神社』。人影はありません。
ライトアップされた日本初のグラスファイバー製(地震対策のために軽量で耐久性のある素材)の「大鳥居」は、昼間に見る時よりも不思議と大きく見えます。
そして御典橋を渡った右手側には・・・
2019年に建立された「源義経公武蔵坊弁慶公之像」。『白旗神社』の新しい見どころとして人気ですよね。こちらも、夜に見るとコントラストがはっきりしていて迫力満点。今にも動き出しそうなオーラで、鎌倉時代へと引き込まれそう・・・。
そういえば、この像の反対側にある「手水舎」も、花を浮かべた「花手水」がライトアップされていてとてもきれいでした。新型コロナウイルス対策のひとつとして、今年のお正月から新たに始めた「柄杓を使わない手水」の取り組みなのだそうですよ。
さらに奥へと進みます。
こちらは「社殿」へと向かう階段。色づいた紅葉をうつし出す照明の演出がお見事!とても趣があり、京都にでもいるかのようです(ライトが当たっている場所以外は真っ暗なので、足元にはお気を付けくださいね)。
そして「社殿」。
本殿、弊殿、拝殿を連ねた典型的な流権現造り(ながれごんげんづくり)。外壁部の彫刻は江戸時代の匠の技が光る貴重な文化財なのだそう。昼の表情とはかなり違い、とても神秘的で張り詰めた空気。奥深くに眠る歴史を感じずにはいられませんでした・・・!
こんな夜の雰囲気も楽しめる『白旗神社』。今年も1月7日~1月31日まで「藤沢七福神めぐり」を開催中です。さらに明日1月14日には「左義長祭・どんど焼」(開催決定・開催時間は非公開)、2月3日には「節分祭・ふじさわ子ども豆まき」も予定しています。
大河ドラマをきっかけに、より注目を集めそうな『白旗神社』。「鎌倉時代」にぐっと近づける “夜”のプレミアム参拝は、ドラマの世界に思いを馳せることができますよ。
基本情報
『白旗神社』
住所:藤沢市藤沢2丁目4-7
アクセス:小田急線「藤沢本町駅」より徒歩5分
電話:0466-22-9210
公式 ホームページ(外部リンク)
公式 Instagram(外部リンク)
※詳細は『白旗神社』の公式サイトをご確認ください。
取材協力 白旗神社 様
【関連情報・歴史を楽しむスポット】
東海道を旅する気分も楽しめる
『藤沢市藤澤浮世絵館』
室町時代にゆかりのあるお寺
『功徳山 早雲禅寺 天嶽院(てんがくいん)』