支援級に決める前ものすごく悩んだ。通常級にお友だち、できる?
こんにちは!小学生の男の子兄弟を育てている、星河ばよです。
長男は発達障害グレーゾーン。小学校入学時より特別支援級(以下、支援級)に在籍しています。
長男が年長の頃、小学校では通常級にするか支援級にするかで私はとても悩んでしまいました。
とはいえ、教育委員会より「おたくのお子さんは支援級が望ましい」という主旨の書類をもらっていたので悩むも何も…といった感じなのですけどね。
支援級か通常級かで悩んだ
学区の小学校に支援級の見学をさせてもらったとき、「国語と算数の授業を支援級で受けます」と教頭先生に言われてとても驚きました。
一日中ずっと支援級で過ごすわけじゃなく、通常級のみんなと国語算数以外の授業を受ける・・・。どうやら私が小学生だった頃とは違うようです。
それなのに支援級にするかどうか私はぎりぎりまで決めかね、頭を抱えてしまいました。長男の様子を見ていれば、支援級で間違いないんですけれど。
はたして支援級に入れたとして、お友だちはできるんだろうか。お友だちからどんな風に見られるんだろうか。などなど、他にもいろいろ悩んでしまいました。
結論から言えば、支援級にして本当によかったです!
長男にとっても落ち着ける、大切な居場所になっています。
通常級にお友だちはできる?
通常級では特に親しい子がいるのかわかりません。が、今年度は支援級で一緒のお友だちが同じクラスだったし、困ったときは近くの席の子も助けてくれるようです(ありがたいです)。
支援級で授業を受けるとき長男は「行ってきます」とクラスのみんなに声をかけてから教室を後にするそうです。するとみんなも「行ってらっしゃい」と返してくれるそう。そんなやりとりもうれしく、温かく感じました。
「なんで?」「どこに行くの?」と思うお友だちも当然いると思いますが、先生があらかじめ話してくれたのかな。ありがたいです。
小学校の6年間はあっという間
長男はまもなく6年生。
入学前は、小学校の6年間がとてつもなく長いものに感じ、支援級にするかどうかの決断に時間がかかってしまいましたが、実際は驚くほどあっという間です。
保育園に送り迎えしていた5年間の方が私にはよっぽど長く感じられました(え、年のせい?)。
高学年になる頃には通常級にさせたいなとぼんやり考えていた時期もありましたが、卒業までこのまま支援級にさせたいと思っています! むしろ支援級という居場所があって本当にありがたいと思うようになりました。
支援級が長男に合っているというのももちろん大きな理由ですが、支援級の先生方が親身になってくださるのも私にとってとてもありがたいです(長男は登校しぶりの傾向があり、よくご相談しています)。
中学校で支援級にするかは決めかねていますが、6年生の秋頃に中学校支援級の見学があるようです。その頃の長男の様子を見てまた決めたいと思っています。
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星河ばよ
イラストレーター、ブロガー。インスタグラムとブログで、人よりちょっと繊細な発達障害グレーゾーン長男の日々を発信しています。小学生の男の子兄弟の母。LITALICO発達ナビライター。
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