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「黒ごま」と「白ごま」は栄養価に違いはあるの?栄養士が詳しく解説

こんにちは!栄養士食堂です!

皆さん「ごま」は「黒ごま」と「白ごま」のどちらを買うことが多いですか??

同じごまなので買う際には悩むこともあると思いますが、黒ごまと白ごまでは栄養価に違いがあるのか気になりますよね。

そこで今回は栄養士が『黒ごまと白ごまは栄養価に違いはあるの?』を詳しく解説していきたいと思います。興味がある方は最後までご覧くださいね。

今回の目次

1 ごまの栄養について
2 保存方法・調理のコツ
3 黒ごまと白ごまは栄養価に違いはあるの?
4 最後に

1.ごまの栄養について

ごまの成分の半分以上はオレイン酸やリノール酸などの不飽和脂肪酸なので、LDL(悪玉)コレステロール下げる効果が期待できます。

また、ごまはゴマリグナンとビタミンEといった抗酸化成分も豊富なので、動脈硬化・脂質異常症・心筋梗塞の予防にも効果が期待できます。

2.保存方法・調理のコツ

<保存方法>

【開封前】

直射日光・高温多湿を避け保存する

【開封後】

中の空気をできるだけ抜いて、袋のチャックをしっかり閉じたら密閉袋に入れて、冷暗所で保存する

<調理のコツ>

外皮がかたく消化しずらいので、すりごまにしてから食べるのがおすすめ!

詳しくはこちら→いりごまは「調理前にすりつぶしてください!」栄養士がお願いするワケとは

3.黒ごまと白ごまは栄養価に違いはあるの?

お待たせしました!『黒ごまと白ごまは栄養価に違いはあるの?』を詳しく解説します。

<結論>

黒ごまと白ごまは栄養価に違いはほとんどない!

黒ごまと白ごまは皮の色には違いがありますが、栄養価に違いはほとんどありません。

ごまの主成分は良質なたんぱく質と脂質です。

脂質=悪いというイメージがあると思いますが、ごまの脂質はほとんどが不飽和脂肪酸で、コレステロール値を下げ、善玉コレステロールを増やしてくれる効果が期待できます。

ただし、ごまは「調理のコツ」で説明した通り、外皮がかたく消化しずらいためそのまま食べてもせっかくの栄養を上手く吸収できません。

買ってきたごまは、すって食べるようにしましょう!

【ポイント】

すりごまは酸化しやすいので、粒タイプのごまを買ってきて食べる直前にするのがおすすめです。

4.最後に

いかがだったでしょうか。

ごまはとても栄養価が高いことから世界中で食べられている食材です。

生活習慣病を予防するためにも毎日の食生活に大さじ1杯のごまを取り入れるといいでしょう。

ぜひ参考にしてみて下さいね。

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SNS総フォロワー1万5千人突破!失敗しない買い物術がひと目で分かる!食材の選び方・保存方法などを発信中*|【保有資格】栄養士・保育士|【職歴】保育園の栄養士として、調理・献立作成・食育活動などの多岐に渡る業務を経験。給食で使用する食材を自ら買い物にいく中で食材の選び方、保存方法のノウハウを学ぶ。現在はその知識を活かし、栄養士ライターとして活動中|【Yahoo!更新時間】毎日17時|企業からの案件も多数|インスタ・X・YouTubeも運営中 

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