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オズーナが21本目、大谷は23本目のホームランを打つ。その差は2本→1本→2本。ジャッジは28本目

宇根夏樹ベースボール・ライター
マーセル・オズーナ(アトランタ・ブレーブス)Jun 22, 2024(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

 6月22日、ヤンキー・スタジアムでは、ナ・リーグ本塁打2位とア・リーグ本塁打1位が、最初のイニングにホームランを打ち合った。マーセル・オズーナ(アトランタ・ブレーブス)が、1回表にシーズン21本目。アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)は、その裏に28本目だ。

 これにより、オズーナは、ナ・リーグ1位の大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)との差を1本に縮めた。ジャッジは、ア・リーグ2位のガナー・ヘンダーソン(ボルティモア・オリオールズ)との差を4本とした。

 だが、現在、大谷とオズーナの差は2本となっている。ヤンキー・スタジアムの試合が終わった後に、大谷は、ドジャー・スタジアムで23本目のホームランを打った。前日に1試合2本塁打のヘンダーソンは、この日、3打数0安打(1四球)だった。

 大谷のホームランは、ここ7試合で6本を数える。6月16日~22日の各試合における本数は、2本、0本、1本、0本、1本、1本、1本だ。ホームランがなかった2試合も二塁打を打っていて、長打は7試合連続。このストリークについては、こちらで書いた。

「大谷翔平の「7試合連続長打」と「3試合連続ホームラン」は自己最長タイ。球団記録とMLB記録は…」

 彼らを含め、シーズン12本塁打以上の選手は、以下のとおり。ア・リーグが25人、ナ・リーグは22人だ。

筆者作成
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 なお、チーム本塁打のトップ3には、124本のオリオールズ、115本のヤンキース、108本のドジャースが並ぶ。95本塁打以上は、この3チームだけ。ブレーブスは、両リーグ12位タイの84本塁打にとどまっている。

 ブレーブスでオズーナに次ぐのは、12本塁打のマット・オルソンだ。昨シーズン、オルソンは、両リーグ最多の54本塁打を記録した。現在と同じ、ブレーブスが74試合を終えた時点では、21本のホームランを打っていた。

ベースボール・ライター

うねなつき/Natsuki Une。1968年生まれ。三重県出身。MLB(メジャーリーグ・ベースボール)専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランスのライター。著書『MLB人類学――名言・迷言・妄言集』(彩流社)。

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