【韓国料理】いまさら聞けない……「スンドゥブ(チゲ)」って何!「梨泰院クラス」にも登場し一層人気に
私(筆者)が大好きな韓国料理に「スンドゥブチゲ」があります!
2003年の“冬ソナ”韓流ブーム、それに続いたK-POPブーム以降、サムギョプサル、サムゲタン、キンパ、チャプチェ、カンジャンケジャンなど韓国語そのままの名称で呼ばれる料理(あるいは食べ物)が増えました。「スンドゥブ」もそのひとつではないでしょうか。
専門店ができるほど、日本でも大人気の韓国料理「スンドゥブチゲ」ですが、聞いたことはあっても、興味がなければ食べる機会もありませんよね。
今回は、「スンドゥブチゲ」とはどのような料理なのかを紹介します。
【韓国グルメ】いまさら聞けない……「サムギョプサル」って何!基本的な食べ方からアレンジまで
■「スンドゥブチゲ」とは
「スンドゥブ」とは、韓国語で「純豆腐」のこと。つまり、「スンドゥブチゲ」は、その純豆腐(おぼろ豆腐=絞らず水分を多く含んだやわらかい豆腐)が入ったチゲです。
そのほかの材料としては、貝(あさり、しじみ)、ウロン(タニシ)、ねぎ、にんにく、コチュカル(唐辛子の粉)、塩などが使われ、個人の好みや飲食店によっては豚肉や卵、きのこ類、牡蠣、こしょうなどが入ります。キムチやツナ(チャムチ)を入れてもおいしいです。
■「スンドゥブチゲ」は日本でも大人気の韓国料理
日本にも“スンドゥブチゲ専門店”(東京純豆腐やOKKIIなど)があり、人気のある韓国料理のひとつです。また、コンビニエンスストアやスーパーマーケットにも、「スンドゥブチゲ」に関連する商品がたくさん売られています。
日本人向けに辛さがおさえられている場合もありますが、「スンドゥブチゲ」といえば、真っ赤なスープを連想するほど、チゲ類のなかでは辛いほうです。
■「スンドゥブチゲ」のアレンジは無限大!
「スンドゥブチゲ」の専門店では、さまざまなアレンジやトッピングが加えられて提供されています。ハムやチーズ、魚介(海鮮)は基本で、豚キムチ、ホルモン、牛すじ、鶏肉、チーズタッカルビ、チュクミ(イイダコ)、海苔、じゃがいも、味噌バターラーメン、カレー、明太子など、本当にたくさんの「スンドゥブチゲ」があるんですよ! 確かに、どんなアレンジも合いそうです。
韓国ドラマ「梨泰院(イテウォン)クラス」(JTBC/2020年)では、主人公パク・セロイ(パク・ソジュン扮)が開いた居酒屋タンバムの看板料理として、「スンドゥブチゲ」が登場しました。その影響で、外国人にもさらに認知度がアップしたといわれています。
辛いものが苦手な方にはおすすめできませんが、家庭でも作れるので、ぜひ辛さ控えめにして食べてみてください。