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腸・骨・血・肌が気になる人へ。毎日飲みたい酒粕の「発酵ライスミルク」と「発酵チャウダー」

酒粕初心者さんにはお水と酒粕だけでできる「発酵ライスミルク」がおすすめ♬

こんにちは^^管理栄養士の関口絢子です。

「酒粕が体にいいのは知ってるけど使い方がよく分からない・・」そんな人へ今回は改めて酒粕の素晴らしい効果と、材料も少なくて簡単なのに酒粕の栄養を丸ごと摂れるレシピを2つご紹介します!

     【酒粕と甘酒の違い】

酒粕と麹甘酒の違いですが、麹と米を発酵させただけの甘酒に比べ、酵母や乳酸菌を加えて時間をかけて発酵させるため、様々な有効成分が作られます。さらに酒粕は糖がアルコールとなって絞られているため、糖質が少なくたんぱく質が多いのが特徴です。レジスタントプロテインという食物繊維と似た働きをするタンパク質が多いので、腸内環境を整えるのに役立ちます。

発酵由来の美容成分も豊富で、例えば日本酒の成分である「アルファーEG」は肌老化を防ぐことが知られていて、コウジ酸やグルコセラミドをはじめ数々の美肌成分が作られます。

また、βーグルカンが血糖値の上昇を抑えたりコレステロール値を下げたり、さらにSーアデノシルメチオニンは鬱や肝機能障害、関節炎予防などに役立ちます。そして血管拡張のアデノシン、血圧降下や感染予防、アレルギー他様々な健康効果のある多種多様なペプチドが含まれるなど、酒粕は伝えきれないほど凄い発酵食品なんです。

この素晴らしい酒粕を毎日手軽に摂れるレシピを2つご紹介しますので、是非お試し下さい♬

【発酵ライスミルク】

■ 材 料

・酒粕          100g

・水           300〜400cc

■ 作り方

①お鍋をに火かけてお水と酒粕を入れて、ゆっくり沸騰しすぎないように煮ていきます。

②酒粕が溶けてから5分以上煮込んだら完成です!

■ ポイント

・火があまり強いと噴きこぼれるので、沸騰してきたら弱火にしてじっくり溶かして下さい。 

・アルコールを飛ばすために5分以上は煮て下さい。

・糖類は入れないレシピですが、お好みで蜂蜜など加えて下さい。

酒粕と水のみで作る発酵ライスミルク
酒粕と水のみで作る発酵ライスミルク

【発酵チャウダー】

■ 材料

・冷蔵庫の残り野菜やお肉やソーセージ 適量

・酒粕           100g

・豆乳           300cc

・味噌           大さ

■ 作り方

①残り野菜やお肉を細かくカットしておきます。

②油を敷いたお鍋を加熱したら、野菜やお肉を炒めていきます。

③酒粕を入れたら少量のお水を加え、弱火にして酒粕を柔らかくします。

④豆乳を加えて酒粕を煮溶かし、野菜が柔らかくなったらOK。

⑤仕上げにお味噌で味を整えたら完成です!

■ ポイント

・残り野菜はお好みの大きさで結構ですが、細かい方が早く煮えるのでお勧めです。

・酒粕:1・豆乳:3の割合なので、お好きな量を作ってみて下さい。

★動画では、レシピはもちろん栄養についても詳しくご紹介しています!

★ 美味しい!簡単!体に優しい!そんなレシピ動画を配信しています。是非フォロー&チェックしてみて下さいね♬ 

★管理栄養士/料理研究家:関口絢子のウェルネスキッチン(チャンネル登録者数48万人)

筆執/レシピ:管理栄養士 関口絢子

食べ物と栄養の知識が生きた、美と健康に関するお悩み解消レシピが人気。誰もが手に届く身近な食べ物を通じて世の中を明るく健康にしたいをモットーに、すぐに実践できるお役立ち情報を発信している。「春夏秋冬 疲れ取りごはん」KADOKAWA、その他多数。日本抗加齢医学会認定 抗加齢指導士、米国栄養カウンセラー

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