マチャドがパドレスで打った本塁打は歴代3位。エンジェルスの前監督に並ぶ。通算本塁打はハーパーと同じ
8月8日、マニー・マチャド(サンディエゴ・パドレス)は、1回表にシーズン18本目のホームランを打った。
通算では、331本目のホームランだ。2012~18年にボルティモア・オリオールズで162本塁打、2018年にロサンゼルス・ドジャースで13本塁打、2019年以降にパドレスで156本塁打を記録している。
パドレスでマチャドよりも多くのホームランを打った選手は、163本塁打のネイト・コルバートと161本塁打のエイドリアン・ゴンザレスの2人となった。マチャドは、ロサンゼルス・エンジェルスの前監督、フィル・ネビンと並び、3位に位置している。ちなみに、パドレス以外も含めると、コルバートは173本塁打、ゴンザレスは317本塁打、ネビンは208本塁打だ。
過去5シーズンに、マチャドがパドレスで打ったホームランは138本。その上には、コルバートとゴンザレス、ネビンの他に、154本塁打のデーブ・ウィンフィールドがいた。ちなみに、パドレス一筋にプレーしたトニー・グウィンは、135本塁打を記録した。
今シーズンが終わるまでに、マチャドは、コルバートに並び、追い抜いてもおかしくない。8月8日は、パドレスの116試合目。レギュラーシーズンの残りは、46試合だ。マチャドは、パドレスの直近46試合、シーズン71試合目~116試合目に、12本のホームランを打っている。コルバートとの差は、7本だ。
なお、オリオールズ時代とドジャース時代を含めた、マチャドの331本塁打は、歴代118位タイだ。ハンク・グリーンバーグ、デレク・リー、ブライス・ハーパー(フィラデルフィア・フィリーズ)の3人と並んでいる。
ハーパーとマチャドは、どちらも、1992年に生まれた。誕生月は、10月と7月。ドラフト指名は、2010年の全体1位と3位。メジャーデビューは、2012年の4月と8月だ。ハーパーは、ワシントン・ナショナルズで184本塁打とフィリーズで147本塁打を記録している。
なお、2010年のドラフトで、ハーパーとマチャドの間に指名されたジェイムソン・タイオン(シカゴ・カブス)は、これまでに140本のホームランを打たれている。そのなかに、ハーパーあるいはマチャドに喫したホームランはない。