1時間で完成!オイル・サイリウムなしの米粉フランス 日本素材のみで作る毎日食べたい腸活パン
こんにちは、保健師ノンオイル料理研究家の茨木くみ子です。
今日は、オイル・サイリウムハスク不使用の、米粉のフランスパンをご紹介させていただきます。
私が求める身体に優しい米粉パンとは
わたしは長くオイル・サイリウムハスクを使用しないパン作りを研究してきました。わたしの求める米粉パンは、「ご飯のような米粉パン」です。
日本人の身体に一番合っている主食は、ご飯(米飯)です。
ご飯は、米と水だけで作られていますので、米粉パンもご飯に近い配合で作りたいと思っています。
しかし、パンは、粉と水だけではできません。
パンを膨らませるためには、酵母、そして砂糖や塩の調味料・油脂も必要。
そしてパン生地にガスをため込むための粘りになる、小麦のグルテンに近いものも必要です。
わたしはできるだけ日本人にとってなじみのある食材から、グルテンの代わりになるものを探していました。
日本人に馴染みのある材料で作りたい
グルテンの代わりに今回私が選んだものは、片栗粉とこんにゃく粉(マンナン)でした。こんにゃく粉はこんにゃくやしらたきの原料です。
わたしの米粉パンの材料は、どれも日本人が長く食べ続けてきた食材で作ることができます。
こんにゃくマンナンとこんにゃく粉の違い
こんにゃくマンナンとは、こんにゃく粉から体に負担をかけるものを取り除き、きれいにしたこんにゃく成分です。補水作用があるため、パンがしっとり焼きあがります。またこんにゃくの弾力が米粉パンに程よい歯ごたえを与え、成形しやすくしてくれています。
日本の食材から生まれた米粉の腸活パン
こんにゃくの水溶性食物繊維や米粉のレジスタントスターチは、腸内細菌の餌となり、腸内フローラを整え、免疫力アップ・血液サラサラ効果に役立つことが分かっています。わたしはこの数か月間、このパンを食べていますが、快腸です。身体の変化を感じています。
オイル・サイリウム不要の米粉フランス
4個分(1個 177kcal 脂質0.3g)
湯種
・片栗粉 12g
・水 80ml
材料1
・米粉(ミズホチカラパン用)180gの1/2量
・ドライイースト 3g
・砂糖 5g
・ぬるま湯 95ml程度
材料2
・人肌程度に冷めた湯種
材料3
・米粉の残り
・こんにゃくマンナン3g(小匙すりきり1杯)
・塩 2g
【下準備】
湯種を作る。フッ素樹脂加工の鍋に湯種の材料を入れて、耐熱ゴムベラで混ぜながら加熱する。均一にとろみが付いたらバットなどに出し冷ましておく。
【作り方】
1. 材料1をボウルに入れて30秒程度混ぜ、乾燥予防し室温で2分程度おく。
2. 材料2を加えしっかり混ぜる。
3. 材料3の米粉の残り・こんにゃくマンナン・塩をよく混ぜたものを加え混ぜ、手を止めずに混ぜる。
4. 台の上に出し固さを必要時調整する。手につくがこねられる固さがちょうどいい。つやつやとし、なめらかになるまで2~3分ほど手でこねる。
5. 乾いた手で4個に分けて、丸めクッキングシートの上に並べる。耐熱性のバットに並べる。水でぬらした指先で、パンの表面をつるつるにして、濡らしたナイフに少し打ち粉をつけ、切り込みを入れる。
6. 乾燥予防し、温かいところで二次発酵させ1.3倍くらいになるのを待つ。
オーブンの予熱を250度で上げる。(オーブンで発酵させるときは早めにパンを出し、オーブンの近くの温かいところで待つ。
7.パンが1.3倍に膨らんだら、パン全体にたっぷり霧を吹き、茶こしで米粉をかける。天板に湯を入れ、その中にバットごとパンを入れでいい焦げ色が付くまで13~15分程度焼く。
8.焼きあがったら、パンの裏を返して焦げ色がついているかを確認する。粗熱が取れたらラップして冷ます。
【ポイント】
〇こんにゃくマンナンは清水化学株式会社のものを使用しています。インターネットで購入可能です。
〇生地の固さは手に付くが、こねられる程度がちょうどいいです。水と米粉で必要時調整してください。
〇成形時に手に付く場合は軽く打ち粉して作業して下さい。
〇オーブンはしっかり予熱を上げて高温で焼いてください。お湯を注ぐときは火傷しないよう気を付けて作業します。
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