ゴールドグラブのファイナリストが皆無は5チーム。最多は5人。ドジャースとエンジェルスは2人ずつ
10月15日、ゴールドグラブのファイナリストが発表された。ユーティリティを含む10ポジション×3人×2リーグ=60人だ。
ファイナリストをチームごとに分けると、アリゾナ・ダイヤモンドバックスが最も多い。ガブリエル・モレイノ(捕手)、クリスチャン・ウォーカー(一塁)、ケテル・マーテイ(二塁)、ルルデス・グリエルJr.(レフト)、ジェイク・マッカーシー(ライト)。5人を数える。次いで多いのは、4人の3チーム。フィラデルフィア・フィリーズ、クリーブランド・ガーディアンズ、カンザスシティ・ロイヤルズがそうだ。
一方、マイアミ・マーリンズ、シンシナティ・レッズ、サンディエゴ・パドレス、タンパベイ・レイズ、オークランド・アスレティックスの5チームは、ファイナリストが一人もいない。昨シーズン、パドレスでは、フェルナンド・タティースJr.(ライト)とハソン・キム(ユーティリティ)がゴールドグラブを受賞した。
ちなみに、ロサンゼルス・ドジャースのファイナリストは、ウィル・スミス(捕手)とキーケー・ヘルナンデス(ユーティリティ)の2人だ。ロサンゼルス・エンジェルスも、同じく2人。こちらは、グリフィン・キャニング(投手)とジョー・アデル(ライト)がファイナリストとなっている。
また、ファイナリストの60人中、過去にゴールドグラブを受賞したことがあるのは、28.3%の17人だ。昨シーズンの受賞者は12人。ダイヤモンドバックスのウォーカー(一塁)、シカゴ・カブスのダンズビー・スワンソン(遊撃)とイアン・ハップ(レフト)、ガーディアンズのアンドレス・ヒメネス(二塁)とスティーブン・クワン(レフト)は、昨シーズンだけでなく2022年も受賞しているので、3シーズン連続ゴールドグラブの可能性がある。5人のうち、少なくとも1人、ヒメネスはそうなりそうだ。
受賞者の発表は、11月3日に行われる。