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こんなとこにもポツンとラーメン屋。自然広がるのどかな街で、オリジナルにこだわる豚骨スープ工房。

ラーログ/福岡グルメレポートインスタグラマー/グルメライター

朝倉ICから車を走らせ

福岡県の南東に位置する朝倉市。自然豊かなのどかな街で、こんなとこにもポツンとラーメン屋をふと見つけました。
場所は、朝倉インターを降りてしばらく車を走らせると、朝倉からうきはへと抜ける国道386号線沿いにあります。
「らあめん処 六道」と看板は掲げられ、「六道 スープ工房」とも呼ばれるようです。六道で「りくどう」と読むようで、もともとはうきは市で営業していたようで、その後、この朝倉へと移ったようですね。

平屋のような佇まいは簡易的な建物にも見えますが、店内は木造の造りで、カウンター席とテーブル席があります。スペース的にはそんなに広くありませんが、清潔感があり綺麗。カウンターに縦型の幟を横向きに飾って面白いですね。
うきはの頃は「らあめん処」で、朝倉で「スープ工房」となったのでしょうか。
詳しい情報はほとんどなく、SNSなどでもなかなか見つからない。ほんとに知る人ぞ知るお店というのは、こんなお店なのでしょうね。

醤油豚骨ラーメン

キラキラ感が満載のスープ。ネギにもやしにチャーシューに煮卵。よきトッピングです。彩も鮮やかな仕上がりはとても綺麗なビジュアルです。
他にも、普通の豚骨にマー油の黒丸、さらには激辛の赤丸。こんなメニューが揃います。基本はシンプルな豚骨をベースとしたラインナップですね。

スープ工房というだけあり、スープにはこだわり。豚骨スープはスッキリ感があり飲みやすく、臭みやしつこさは全くありません。そこに醤油ダレの旨味が広がります。豚骨の旨味をさっぱり引き出した美味しいスープ。

麺は中細サイズのストリート麺。オーソドックスなスタイルですが独特の味わい。スープのみならず麺にもこだわった一杯。どこか久留米ラーメンも思い浮かべてしまう、そして博多とはまたひと味違う、そんな味わい。まさにオリジナルにこだわるスープ工房ですね。

赤海

辛味噌がクセになる赤海。「とにかく辛い」の文言に惹かれてしまいました。真っ赤なスープに、もやし、ネギ、チャーシューに煮卵。さらにはキクラゲもありトッピングは充実。このビジュアルがとても美味しそう。

スープは辛味噌の風味がピリッと。ベースの豚骨もサラリといい味加減です。最初は辛さはそうでもないなと思いながら、食べ続けているとジワジワ辛さが効いてきます。そして麺を食べ終える頃には汗だくに。

麺は同じく中細麺。これはなかなか辛さが刺激的だ、と食べ続けながら汗が止まらない。とにかく辛いの文言の意味がわかりました。しかし美味いのです。これは激辛好きにはおススメですね。

これは、ノーマルの豚骨でも辛い赤海でもスープが美味い。だから麺もサクッと食べ終えてもちろん替玉。

なんと卓上には「注、辛いです」と書かれた辛子高菜が。これはお好みにあわせてだと思いますが、入れすぎは注意ですね。残すのはマナー違反。

窓際にもカウンター席があります。のどかな自然に囲まれた景色を見ながらいただくのも良いですね。

どこか和風のログハウスにも感じてしまうお店。福岡市からはちょっと遠いけれど、ドライブがてらなんかで立ち寄ってみたらいかがでしょう。その名の通りスープにこだわり、そして麺にもこだわり、とっても美味しいラーメンでした。

六道 スープ工房

住宅:福岡県朝倉市須川2430−2
営業時間:11時00分~14時30分
     16時00分~20時00分
定休日:不定休
(※営業時間・定休日は変わる可能性があります)
駐車場:有

インスタグラマー/グルメライター

福岡のラーメンインスタグラマー&グルメブロガー/KBCテレビ「高校生のじかん」出演中/一日一麺をモットーに年間400杯以上のラーメンを食すラーメンマニア/日々孤独に麺活を続ける〈博多のススリスト〉/【 name:Hiroyuki Kikai】/ 福岡の美味しいラーメンを全国に広めたいという思いと、あなたの行きたいお店を見つけるお手伝い。ラーメン以外も、食の宝庫と呼ばれる福岡グルメもご紹介。美味しいメニューをお届けします。ぜひあなたのお店選びのご参考に。instagramもラーログで検索してみてね!

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