夏の暑さもすっかりやわらぎ、秋は少しずつ確実に近づいてきたのを感じる今日この頃です。

秋と言えば、行楽シーズン。
お天気が良い日には、どこかに出かけてくなるような青空が広がる季節が今年もやってきます。爽やかな秋空の下、自然を楽しみながらハイキングを計画される方も多いと思います。

そんな、秋の行楽シーズンに行きたい場所。首都圏からアクセスが良くて、1日たっぷりとウォーキングしながら自然が楽しめる2つのコースです。

遠出をしないで森林浴が楽しめるコース（東京都練馬区）

昨年放送された、NHK朝の連続テレビ小説「らんまん」
主人公のモデルとなった植物博士である牧野富太郎氏が晩年に暮らした自宅と庭が東京都練馬区にある「牧野記念公園」として一般公開されています。
植物博士が作った庭園に入ると森の中。大きな木々に覆われた空間で森林浴を楽しめます。庭園内の展示も見学した後は、少し先にある都立石神井公園へ足を運びます。

石神井公園は二つの池を囲むように武蔵野の自然が残されている公園で、園内をゆっくり散策できるようになっています。テーブルやベンチも随所に設置されているので、休憩したり、青空ランチも楽しめます。公園に浮かぶボートを眺めながら石神井公園を散策後は、石神井川沿いに沿ってウォーキングに励み、最寄りの駅まで頑張ります。

コースは、西武池袋線の大泉学園駅をスタートし、牧野記念庭園、石神井公園、石神井川をウォーキングし、西武池袋線練馬高野台駅までは約5.5kmです。
この距離では歩き足りないと思われる方には、このまま石神井川沿いにウォーキングを続けて西武・都営大江戸線の豊島園駅までの約5kmを歩き、合計で10.5kmコースも楽しめます。

牧野記念庭園と石神井公園のコース

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※前豊島園は、現在ワーナーブラザーズになっています。地図上では表記できませんでしたが、敷地内を流れる石神井川沿いに遊歩道が整備されています。

森と人工の水路と自然を楽しむコース（埼玉県新座市）

埼玉県新座市には、市内を横断するように野火止用水が流れています。野火止用水は、江戸時代初期に造られた玉川上水より水を分水されて流されている人工の水路です。

武蔵野台地を横断するように流れている野火止用水は水路に沿って遊歩道が整備されており、森林浴を楽しみながらあるく途中、随所に説明版も立てられているので、歴史を学びながら散策を楽しめます。
東京近郊にある武蔵野の雑木林が減少している中で、この辺りには広く自然が残っている貴重な場所でもあり、国の天然記念物にも指定されています。その武蔵野の雑木林の中を流れる野火止用水に沿って歩くハイキングコースです。

コースは東武東上線志木駅を出発し、緑道として残されている歩道を歩き進み、国道254号線川越街道を渡る場所より水が流れる野火止用水に沿って歩き進みます。
約9km歩いた先の西武池袋線の清瀬駅がゴールです。しかし、少し歩き足りないと思われるならば、そのまま野火止用水に沿って約6km歩き進み、西武新宿線久米川駅までの合計15kmを歩く事も出来ます。

野火止用水を楽しむコース

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天気予報を確認して、お天気が良い日に出かけてみませんか。青空の下で運動するのは気持ちが良い物ですし、お腹が空くので食べものもより一層美味しく感じます。

本当に？と思った方。だまされたと思って、出かけてみませんか？