【体が硬い人必見】骨盤を正しい位置へ導く「太もも」ストレッチ
骨盤がゆがんでしまうと、腰痛や肩こりなど体の不調につながってしまいます。今回特に注目したい骨盤のゆがみは、骨盤の「前傾」と「後傾」。骨盤を正しい位置に戻すために、アプローチしていきたい筋肉は「太もも」です。
「太もも」の筋肉にアプローチをし、骨盤のゆがみ改善
座ったとき、骨盤の一番下にある「坐骨(ざこつ)」のとがっている部分のやや手前が、椅子に当たっている姿勢が、正しい骨盤の位置です。
坐骨の後ろ面が椅子に接している状態は、骨盤の「後傾」。坐骨の前面が椅子に接している状態は、骨盤の「前傾」です。
イラストを見てください。骨盤が前傾することで、前ももの筋肉、骨盤が後傾することで、後ろももの筋肉が縮み固まってしまいます。なので、骨盤が前傾気味の方は、前ももの筋肉、骨盤が後傾気味の方は、後ろももの筋肉を伸ばしていきましょう!
壁を使ったストレッチ2選
体が硬い人向けに、壁を使った太ももストレッチをご紹介します。壁を使うことによって、伸ばしたい筋肉にしっかりとアプローチすることができるのでおすすめです!
太もも裏を伸ばすストレッチ
①両足は壁から5歩程度離し、壁に両手をつけます。
②息を吸って、吐きながら、両手で壁を押しながらお尻を後ろに引きます。腰から丸くならないよう、骨盤と床が平行になるようなイメージで行ってください。お尻から、太もも裏の筋肉が伸びていればオッケーです。
③呼吸を続けながら、30秒ほどキープをします。
前もも伸ばすストレッチ
①左手を壁につけ、右手は右足の甲をつかみます。腰が反らないように、下腹部に力を入れながら、右ひざを曲げていきます。
③脚の付け根から前ももの筋肉をしっかりと伸ばします。呼吸を続けながら、30秒ほどキープをし、反対側も同じように行います。