なすは「傷入りを選んでください!」栄養士が必死にお願いするワケとは
こんにちは!栄養士食堂です!
スーパーで売られているなすの中に、皮に茶色く傷があるものを見かけたことはありませんか?
おそらく多くの方は見た目が悪いからという理由で、傷があるものをわざわざ選ばないと思います。
しかし実はそれ…すごく損しています!!
今回は栄養士が「なすは傷入りを選んでほしい理由」を詳しく解説していきたいと思います。興味がある方は最後までお付き合いくださいね。
今回の目次
1 なすの栄養について
2 保存方法・調理のコツ
3 なすは傷入りを選んでほしい理由
4 最後に
1.なすの栄養について
なすの成分の90%は水分で、エネルギーは100gあたり22kcalとヘルシーなのでダイエット向きな野菜です。また、なすの皮に含まれるナスニンには、抗酸化作用があり、LDL(悪玉)コレステロール値を減らし、脂質異常症を予防する作用があるとされています。
2.保存方法・調理のコツ
【保存方法】
キッチンペーパーや新聞紙などに包み、冷暗所で保存する。
ただし、夏の時期は腐りやすいので、キッチンペーパーで包み、密閉袋に入れたら野菜室に入れて保存する。
【調理のコツ】
なすの発色を綺麗に出したい場合は、油で皮をコーティングするとよい。
焼く際は、皮目から焼きましょう。
3.なすは傷入りを選んでほしい理由
お待たせしました!「なすは傷入りを選んでほしい理由」を詳しく解説します。
その理由は、なす自身が傷を治そうと栄養分を幹から吸い上げ、ポリフェノールの含有量がアップすると言われているから。
実は「傷なしなす」より「傷ありなす」の方が栄養価が高いとされています。
「傷ありなす」の方が見た目も悪く、人気がないので価格も安いことが多いですが、栄養価は「傷ありなす」の方が上です。
栄養価も高く価格も安い「傷ありなす」はとてもお得なことがわかります。
4.最後に
いかがだったでしょうか。
傷がないなすを選びがちですが、栄養価は「傷ありなす」の方が上。意外な事実で驚かれた方も多いのでは?
価格も安く栄養価も高い「傷ありなす」はまさに一石二鳥。
ぜひスーパーで見つけてみてくださいね。