きょうだい喧嘩にもううんざり!毎日のきょうだい喧嘩が一瞬で収まる魔法の言葉を保育士が解説
こんにちは!ぽん先生です。
「少しでも楽しく子育てを!」をモットーに、子育てや育児に関する情報の発信を行っている現役の保育士です。
今回はきょうだい喧嘩が一瞬で収まる魔法のような一言をご紹介していきたいと思います。
※動画は0分57秒です。
「一日に何回喧嘩したら気が済むの!!」 なんて言いたくなってしまうのがきょうだい喧嘩。
さっきまで仲良く遊んでいたのに、ふと気づくと叩き合いになっていた!なんて経験のある方は多いと思います。
何事かと思って話を聞いてみたものの、あまりのくだらなさに「え!?そのくらい我慢してよっ!」と文句の一つも言いたくなってしまうことも。
何とかしてきょうだい喧嘩を簡単に収める方法はないのでしょうか。
大丈夫!
ある一言さえ知っていれば、きょうだい喧嘩は簡単に収まりますよ。
これで解決!
きょうだい喧嘩を一瞬で収めるには、「今は競争してないよ」と子どもたちに声をかけてあげると良いでしょう。
例えば、夕飯の支度ができて「ごはんだよー!」と子どもたちに声をかけたところを想像してみてください。
一人が手を洗いにキッチンまで走ってきて、「いぇーい!俺1番!!」なんてくだらないことを言い出すからケンカが始まってしまいますね。
このように、きょうだい喧嘩のほとんどは勝ち負けや順位争いによって起こるのです。
ところが、本来競争とは相手の同意があって初めて成り立つもの。
「どっちが早いかやってみようよ!?」などと双方で同意していないものは競争と認められませんね。
しかし、それに気づけない子どもたちは「なんで!?」とムキになることで喧嘩になってしまいます。
そんな時に、「今は競争してないよね?」と一言声をかけてあげるとどうでしょうか?
競争をけしかけられた子は我に帰り、その勝ち負けや順位を巡った争いの土俵から相手を刺激せずに下りることができます。
要するに、競争をけしかけられても相手にしなくなるということですね。
そうすることで、喧嘩を収めたり、その後ケンカに発展していくのを事前に防いだりすることができるのです。
親から子どもへ
最初は「今は競争していないでしょ?」と大人から子どもたちに対してその都度声をかけてもらいたいと思います。
すると、子どもたちは競争している時とそうでない時との区別が少しずつついてくるので、きょうだい同士で「今は競争してないからやめて」と自然に言えるようになっていくのです。
もっとも、“おもちゃの取り合い”や“足がぶつかって嫌!”みたいな喧嘩に対してはこの言葉は通用しませんが、きょうだい喧嘩の大半はこの言葉で片付くので、良かったら試してみてください!
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