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超簡単!すぐに作れる日本茶のプロの定番レシピ「ほうじ茶ゼリー」の作り方

日本茶ナビゲーター Tomoko日本茶インストラクター
材料はほうじ茶とゼラチンと砂糖だけ!超簡単で香り高い「ほうじ茶ゼリー」

暑い・・・暑すぎる・・・

何かスッキリと涼を感じる低カロリースイーツが食べたい。

でも、外には出たくない・・・

ならば、お家で作ろう!と思い立って作り始めたのが10年ほど前。

それから毎年、夏になると作っている我が家の夏の定番、超簡単「ほうじ茶ゼリー」のレシピをご紹介します。

材料も手順も至ってシンプルなのに、味と香りは格別!

ぜひお試しください。

材料はほうじ茶の茶葉とゼラチンと砂糖だけ!

材料はいたってシンプル!

【材料】
・水・・・600ml
・ゼラチン・・・10g
・砂糖・・・40g
・ほうじ茶の茶葉・・・約10g(ティースプーンに軽く盛って5杯ほど)

ほうじ茶の茶葉、砂糖(我が家はてんさい糖を使用)、ゼラチン10g(5gを2つ)。
ほうじ茶の茶葉、砂糖(我が家はてんさい糖を使用)、ゼラチン10g(5gを2つ)。

たったこれだけでできます!

ほうじ茶の茶葉がない方はティーバッグでもOK。

超簡単「ほうじ茶ゼリー」の作り方

お鍋一つでできる、洗い物が少なくて済む作り方をご紹介します!

ほうじ茶ゼリーの作り方

①鍋に水600mlを入れて沸騰したら火を止めて、ゼラチン10g砂糖40gを入れて溶かします。

お湯を沸かし火を止めて砂糖とゼラチンを溶かした状態
お湯を沸かし火を止めて砂糖とゼラチンを溶かした状態

②そこにほうじ茶の茶葉10gを入れ、2分ほど置いておきます

茶葉を入れて2分放置。ティーバッグなら2,3個入れてください。
茶葉を入れて2分放置。ティーバッグなら2,3個入れてください。

鍋で煮出すと苦渋味が増してしまうため、茶葉は火を止めてから入れます

ここが最大のポイントです!(煮出さないこと)

③鍋の中の茶葉を茶こしである程度取り除き、耐熱のグラスやタッパーに茶こしでこしながら注ぎます

細かい茶葉も取り除いた方が見た目も良く食べやすいので、このように100均などのお茶パックを茶こしにセットしたものを使います。

100均の茶こし(左)とお茶パック(右)
100均の茶こし(左)とお茶パック(右)

お茶パックの底を広げて、茶こしにセットします。

お茶パックが少し浮いていても大丈夫です。
お茶パックが少し浮いていても大丈夫です。

これで細かい茶葉も取り除くことができます。

そして茶こしを通して耐熱グラスに注いだものがこちら。

耐熱のグラスにほうじ茶ゼリー液を注いだ状態
耐熱のグラスにほうじ茶ゼリー液を注いだ状態

透明感のある琥珀色のほうじ茶ゼリー液。

タッパーに入れるとこんな感じです。

ほうじ茶ゼリー液をタッパーに注いだ状態。泡がある場合は、スプーンですくっておくと見た目が綺麗になります。
ほうじ茶ゼリー液をタッパーに注いだ状態。泡がある場合は、スプーンですくっておくと見た目が綺麗になります。

粗熱が取れたら、ラップや蓋をして冷蔵庫で2時間以上冷やし固めます。

できあがりはこちら。

透明感のある甘さ控えめの香り高いほうじ茶ゼリーです。

琥珀色が美しいほうじ茶ゼリー
琥珀色が美しいほうじ茶ゼリー

タッパーで冷やし固めたゼリーは、スプーンで崩してグラスに盛るとキラキラしてきれいですよ。

タッパーからスプーンですくってグラスに盛り付けるとこんな感じにキラキラ!
タッパーからスプーンですくってグラスに盛り付けるとこんな感じにキラキラ!

香りがフレッシュなうちにお早めに(できれば2日以内くらいで)お召し上がりください。

お家にある紅茶煎茶などの茶葉でもゼリーを作ることができます。

このレシピで甘さが足りない方はもう少し砂糖の量を増やしたり、後からオリゴ糖シロップやガムシロップをかけて甘さを調節しても。

お子さまがいらっしゃるご家庭なら、夏休みのうちにぜひ親子で作ってみてくださいね。

※ほうじ茶はカフェインは少なめではありますが多少は含まれます。

カフェインを控えている方、乳幼児、ご高齢の方は飲む量や食べる量を少なくするなど、ご注意ください。

(乳幼児はカフェインを体内で分解できないと言われています)

今回使用の茶葉は能登の棒茶

どんな茶葉でもゼリーを作ることはできますが、今回使用した茶葉もご紹介します。

石川県七尾市田尻虎蔵商店さんの釜焙り棒茶「琥珀」です。

棒茶とは茶葉の茎の部分を使ったお茶のこと。

石川県で棒茶というと「茎ほうじ茶」のことを指します。

田尻虎蔵商店 釜焙り棒茶「琥珀」100g864円(2024年8月現在の価格)
田尻虎蔵商店 釜焙り棒茶「琥珀」100g864円(2024年8月現在の価格)

苦渋味はほとんどなく、すっきりと香り高いほうじ茶です。

詳細は田尻虎蔵商店のサイト(外部サイト)をご覧ください。

粉末寒天を使って「ほうじ茶寒天」も作れます!

「ほうじ茶寒天」を作るならこちらのレシピをご参考に。

<材料>
・粉末寒天 4g
・水 600ml
・砂糖 40g(甘さはお好みで)
・ほうじ茶の茶葉 約10g

「ほうじ茶ゼリー」と違うところは、ゼラチンではなく寒天を煮溶かす部分です。

<作り方>
鍋に水600mlと粉末寒天を入れ、火にかけてかき混ぜながら煮溶かします
沸騰したら火を弱めてさらに2分ほどかき混ぜ、砂糖を加えて煮溶かし火を止めます
※透明感がでてきたら寒天がしっかり溶けたサインです。
③ほうじ茶の茶葉を入れてそのまま2分ほど置きます。
④茶こしで茶葉をこしてから、型に入れて冷やし固めます。

寒天は食物繊維が豊富で、ゼラチンで作るゼリーとの食感の違いも楽しめます。

夏の来客時にも

夏の来客時にも喜ばれる超簡単な低カロリースイーツ「ほうじ茶ゼリー」。

透明感があり涼しげなほうじ茶ゼリー
透明感があり涼しげなほうじ茶ゼリー

ぜひお家で作ってみてくださいね!

日本茶インストラクター

【お茶の世界の扉を開く日本茶ナビゲーター】 日本茶専門店で7年勤務、茶道歴25年の経験を活かし、大手百貨店や外国の大学等でのワークショップで国内外2,000名以上の方に日本茶の魅力を伝える。 美味しい日本茶とそれにまつわる伝統工芸品を後世にも繋いでいきたい、日本茶への愛と想いで日本茶情報を発信中。 日本茶の商品開発、カフェ・飲食店での日本茶コーディネートや淹れ方指導も行う。 NPO法人日本茶インストラクター協会認定日本茶インストラクター(2004年取得)。 日本語教師(外国人対象)。

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