夏休みにお家で作ろう!シュワっと爽やか「抹茶ゼリーソーダ」の簡単レシピを日本茶のプロが公開
暑い日に冷たいものが欲しくなるけど、何か買いに出かけるのも億劫・・・。
ならば、家にあるもので作ってしまおう!と、この夏、頻繁に作っている爽やかな「抹茶ゼリーソーダ」。
酷暑が続いていますが少しでも涼を感じていただけたら、と、この道20年の日本茶のプロがとっておきの簡単レシピを初公開!
抹茶ゼリーソーダは夏の来客時にも喜ばれます。
炭酸が苦手な方やお子様向けにもう一つのおまけレシピも掲載。
ぜひお家で涼やかなひとときをお過ごしください。
簡単!抹茶ゼリーの作り方
今回の抹茶ゼリーはドリンクに入れるため柔らかめに仕上げます。
抹茶ゼリーの材料
抹茶ゼリーの材料はこちらの3つのみ。
・お湯・・・300ml
・ゼラチン・・・5g
・抹茶ドリンクの素・・・40g程度(大さじ4杯)
「抹茶ドリンクの素」って何?
抹茶とグラニュー糖がブレンドされ溶けやすい粉末状に加工されているもので、写真は京都の一保堂の「宇治清水」という商品名のもの。
山政小山園では「クールグリーン」、丸久小山園や玉露園などでは「グリーンティー」という名前で販売されています。
※山政小山園のクールグリーンには乳製品(脱脂粉乳)が含まれています。
いろいろな製造元から同様の物が出ていますので、お茶の専門店だけではなくお近くのスーパーなどにもあるかもしれません。
抹茶ゼリーの作り方
①ボウルなどに80度以上のお湯300mlを入れ、ゼラチン5gを入れてよく溶かします。
②そこに抹茶ドリンクの素を大さじすりきり4杯(約40g)入れて混ぜます。
③表面の泡をスプーンですくっておくと、仕上がりがきれいになります。
泡を「あく取り」の要領で、スプーンですくって水の入った容器に移すと・・・
ゼリー液がきれいになり、表面が美しく仕上がります。
④粗熱を取ったら、冷蔵庫に入れて3時間以上冷やし固めて出来上がり!
※ふるふる食感で柔らかめに作ってあるので固まるのに時間がかかります。
もちろんそのまま食べてもおいしいですが、涼を感じる爽やかなドリンクにアレンジしてみましょう!
シュワっと爽やか!「抹茶ゼリーソーダ」の作り方
①冷やし固めた抹茶ゼリーをスプーンですくってグラスの1/3くらい入れます。
スプーンで少し崩して細かくしておくと飲みやすいです。
②炭酸水(無糖)を注ぎ、オリゴ糖シロップ(ガムシロップなどでもOK)で甘さを調節します。
③レモンを少し絞り、氷を入れレモンの輪切りを浮かべてできあがり
レモンを加えることで爽やかさが一気に増します!
生のレモンでも構いませんが、我が家では自家製のレモンシロップを使っています。
レモンを輪切りにしたものを瓶に入れ、オリゴ糖シロップを絡めて一晩冷蔵庫に入れておくとレモンのシロップができます。
オリゴ糖を足しつつ、冷蔵庫で2週間ほど保存することができます。
レモンを絞る代わりにこのシロップを少し加えたり、シロップ漬けのレモンの輪切りを使ってもOK。
フレッシュなレモンより酸味がマイルドで、抹茶ゼリーソーダに馴染みます。
レモンのシロップは炭酸で割ればレモンスカッシュ、冷たいお水やお湯で割ればレモネード(アイス・ホット)にもなるので重宝します。
おまけレシピ「抹茶ゼリーミルク」の作り方
炭酸が苦手な方やお子様向けに「抹茶ゼリーミルク」のレシピもご紹介。
抹茶ゼリーミルクもとても簡単です!
①抹茶ゼリーソーダと同様、抹茶ゼリーをグラスに入れ崩しておきます。
②そこに牛乳を入れて、お好みでオリゴ糖シロップで甘味を調節します。
よく混ぜてできあがり!
抹茶味が濃いものが好きな方は、牛乳に抹茶ドリンクの素を入れて抹茶ラテを作り、ゼリーの入ったグラスに注ぐと、より抹茶感が増します。
抹茶ゼリーソーダも抹茶ゼリーミルクも、ゼリーは底のあたりに沈んでいるので、スプーンを添えて召しあがってください。
夏の来客時にも!
夏の来客時にも喜ばれる「抹茶ゼリーソーダ」と「抹茶ゼリーミルク」。
お家で作るとお好みの甘さに調節できるのもメリットの一つ。
気軽な集まりなら炭酸水と牛乳を用意しておき、好きなものを選んでみんなで作るのも楽しそうです。
とても簡単なので、夏休みのお子様と一緒に作ってみてはいかがでしょうか。
ぜひお家で試してみてくださいね!
暑い夏をシュワっと爽やかに乗り切りましょう!