「お餅は太る」はウソ!管理栄養士が教える「太らないお餅の食べかた」と「余ったお餅のアレンジレシピ」
余ったお餅で栄養バランス抜群のおもちアレンジレシピ♬
こんにちは^^管理栄養士の関口絢子です。
「お餅は太る」と思って我慢しているうちに余らせていませんか?実はお餅って食べ方によって太りやすくも太りにくくもなるんです。今回は余ったお餅を美味しく健康的にバランスよく食べるアレンジレシピをご紹介します!時間のない昼食や夕ご飯の代わりにもなる栄養バランスの良いレシピです。
【おもちは何故太るのか?】
お餅は餅米を柔らかく炊いてついたものなので、大変消化吸収のいい食べ物で殆どが糖質です。太る原因となるのは「糖質×糖質」や「糖質×脂質」の組み合わせ。お砂糖の入ったあんこを合わせたり、お餅を揚げてお砂糖をかけるなどすると確かに太りやすいです。
また、焼き餅やきな粉餅、揚げ餅など、お餅単体の食べ方も血糖値を上げて脂肪に吸収されやすくなります。
【おもちのメリットと太らない食べ方】
実はお餅一枚(50g)でカロリーは110〜120kcalほどなので、思ったより多くないんです。またもち米の糖質はアミロペクチンで粘りが強く、消化がゆっくりなので腹持ちがいいというメリットもあります♬
また、野菜など食物繊維の多いものと一緒に摂ったりお酢を使うと、血糖値の上昇を緩やかにして太りにくい食べ方になります
【焼きネギもち】
■ 材 料
・おもち 2枚
・青ネギ 2本
・ツナ缶 1缶
・ポン酢醤油 適量
・海苔 適宜
●豆知識
お餅の糖質を燃やすビタミンB群は、ネギ・ツナ・卵・豚肉・海藻などに多く含まれるので、一緒に摂るとお餅の糖質がエネルギーに変換しやすくなります^^
■ 作り方
①ネギは洗って斜め薄切りにしておきます。
②お餅は5ミリくらいの厚さに切っておきます。
③フライパンを中火にかけて、ツナ缶を油ごと入れてネギを加えて炒めます。
④お餅を加えて炒めたら弱火にし、3分ほど蓋をして蒸し焼きにします。
⑤お餅が柔らかくなったらお皿に盛り、ポン酢醤油と海苔をかけて完成です!
■ ポイント
・白いネギを使う場合は1本でOKです。
・ノンオイルのツナを使う場合は普段お使いの油を適量加えて下さい。
■ 「焼きネギもち」レシピについて
ネギとツナと海苔とポン酢!お餅と高相性の組み合わせです。このレシピはネギがメインと言えるくらい量があって、お餅の食感と相性抜群♬食べ応えのあるおかずのような1品です!手軽にできるので時間がない時やお昼ご飯としてもオススメです♬