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【カメムシ注意報発令】殺虫スプレーは使わないで!ペットボトルでできる「カメムシ捕獲器」のつくり方

シンプリストうた暮らし研究家

2024年は、カメムシ注意報が各地で発表されています。駆除剤は既に品薄状態ですが、じつは駆除剤がなくても一切触らずにカメムシを捕獲、駆除することができるんです。

カメムシ大量発生地域に住む田舎暮らし主婦が、おうちで出てしまったときに備えて、カメムシ捕獲器をつくってみました。つくり方を解説していきます。

室内で殺虫スプレーを使うのはリスクが高い理由

光を求めて上の方に留まることが多いカメムシ。カメムシ対応の殺虫剤はあるものの、上の方に向かって噴射すると、殺虫剤成分がその後下に落ちてくるので注意が必要です。下手すると、目に入ったりカメムシがボトっと落ちてくるリスクもあります。

裏返したガムテープで仕留めることもできますが、虫が苦手な人にとってそれも勇気がいる作業です。しかし、そんな人でもペットボトルを使えば、遠い位置からでもカンタンに捕獲することができます。

用意するのは空のペットボトルだけ

用意するのは空のペットボトルだけです。どの大きさでも良いですが、よほど大量に出ない限りは、500mlサイズが場所をとらないのでおすすめです。

つくり方はとてもカンタンです。上から4分の1ほどのところをカットし、上の部分を逆さに設置します。

「カメムシ捕獲器」の完成

捕獲するときには、ペットボトルの口をカメムシを覆うようにして壁面にくっつければ、落ちてきます。

ペットボトルのフタ部分は狭くなっていることから一度落ちてしまえばなかなか上がることはできませんが、確実に這い上がってくるのを防ぎたい場合には水を張っておくとよいです。さらに食器用洗剤などの「中性洗剤」を数滴垂らせば、殺虫効果も期待できます。

生きていれば外に逃がし、死んでいれば庭の土に埋めたり包んで一般ごみとして出すとよいでしょう。

突っ張り棒に取り付けるとより便利

天井などの高さのある場所に使いたい場合には、「突っ張り棒」にペットボトルを養生テープなどで固定するとより便利です。カメムシと距離もあるので、不快感も緩和されるというメリットもあります。

出てきてからでは遅い!いざというときに安心

「カメムシを侵入させない対策」のおかげで今のところ家への侵入を防げていますが、少しでも気を抜くと入ってくることも考えられます。いざというときに、パニックにならずに捕獲、駆除できるアイテムを持っておくと安心です。

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

※記事内容は個人の感想や見解を含みます。

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暮らし研究家

「明日の自分をちょっとラクにしてくれる」を元に暮らしの情報を発信中です。得意分野は、片づけ、整理収納、インテリア、ライフスタイル、防災、アイテム紹介など。夫と小学生2人の4人暮らしで2LDK賃貸住まい。引っ越し経験10回の転勤族の妻でもあり、10年間の都会暮らしを経て現在は田舎暮らしをしています。

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