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就活・インターンシップの面接で「第一印象」が大事な本当の理由とは

酒井一樹就活SWOT代表
(写真:アフロ)

就活の面接において、第一印象は非常に大事です。

話す内容ももちろん重要です。しかし内容ばかり気にして、自分の第一印象について頭が回っていない方も多いのではないでしょうか?

今回は就活をこれから始めるという方に読んでいただきたい話です。

【なぜ第一印象が大事なのか】

第一印象が良いと、自然と「ポジティブな質問」が来ることが多くなります。

第一印象が悪いと、自然と「ネガティブな質問」が来ることが多くなります。

もちろん企業によっては面接の質問を事前に決めている事もありますが、大半の面接は担当者がその場で聞きたい質問を考えています。

ですので最初に「この子は大丈夫なのか?」と疑念を持たれてしまうと、質問もその疑念に基づいた内容になりがちなのです。

「最初の数分、あるいは数秒で面接の結果がほぼ決まってしまう」

と語る方もいらっしゃいます。

【意識的に直すだけで、面接の通過率は大きく変わる】

これは、第一印象しか見ていないということではありません。

第一印象によって「面接の流れ」が変わってくるためその少しの差が段々大きくなり、余程のことが無いと逆転できなくなってしまうというのが大きな原因です。

職務経験がない新卒であれば、なおのことです。

全く逆転の余地がないわけではないのですが、流れを変えるためにはそれだけのプラス材料が必要になってきます。

服装をちゃんとすることはもちろん、髭を剃るなど身だしなみを整え、ちゃんとした姿勢で、堂々と話す。

そして相手が話したり質問をしている時は、姿勢を良くして相手の目を見ながら真摯に聞く。

そういった「基本的」な第一印象は、思った以上に就活でも重要な要素です。

好印象を持っている相手が自信満々で話をしていると、具体的な根拠を聞くまでもなく納得してしまう…そんな経験はみなさんも日常生活の中であるのではないでしょうか?

逆に良い印象を持っていない相手が話す時「それって本当?」と根拠を聞くまで納得できない事もあるでしょう。

このことを意識的に直すだけで、面接の通過率は大きく変わってきます。

「話してる内容は良いはずなのになぜか落ちた…」という経験がある方は、このことに注意してみてもらえればと思います。

最初のうちは緊張してカチンコチンになってしまう事もあるかもしれませんが、まずは場数を踏んで自然体で面接に臨めるよう練習してみましょう。

話す内容を変えなくとも、自信を持って話すだけで変わることもあるのです。

就活SWOT代表

慶應義塾大学在学中、世界初の就活SNSの代表に就任。国内最大の就活SNSへと成長させた後に大学を卒業し、エグゼクティブサーチを行う人材ベンチャーに入社。役員・事業責任者などの幹部人材の採用支援に携わる。2009年にエイリストを設立し「自分の頭で考え、行動する人材を増やす事」を命題として就職情報サイト「就活SWOT」を開設。

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