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硬い股関節にさよなら!股関節のインナーマッスルをほぐすストレッチ

上村ゆい身体が硬めのヨガインストラクター
股関節ほぐしストレッチ

股関節の動きは6つあり、動きによって、使う筋肉は変わってきます。今回は、股関節のインナーマッスルにアプローチをかけるストレッチをご紹介します。

股関節の動きと筋肉

股関節は、前後、左右、上下に動かすことができます。もう少し詳しく説明をすると、「屈曲(脚を曲げる)」「伸展(脚を伸ばす)」「外転(脚を外に広げる)」「内転(脚を内に閉じる)」「外旋(脚を外向きにねじる)」「内旋(脚を内向きにねじる)」の6つの動きができます。この動きをスムーズにするためには、股関節まわりの筋肉の動きが欠かせません。股関節まわりの主な筋肉は、「大殿筋(だいでんきん)」「中殿筋(ちゅうでんきん)」「腸腰筋(ちょうようきん)」「内転筋(ないてんきん)」があります。他にも、股関節を外旋させる際に欠かせない「深層外旋六筋(しんそうがいせんろっきん)」というインナーマッスルがあります。これらの筋肉が硬くなると、股関節の動きが制限されてしまいます。

イラストAC
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股関節ほぐしストレッチ

股関節が動きにくなと感じている方におすすめのストレッチをご紹介します。股関節のインナーマッスルである「深層外旋六筋」がほぐせるストレッチなので、ぜひ試してください。ケガをしないよう、心地よいところで負荷をかけながら行ってくださいね。

やり方

①うつ伏せに寝ます。両ひじを立て、左脚を横に広げ、左ひざを90度に曲げます。

②骨盤を後ろに傾け、左股関節まわりの筋肉を軽く縮めます。

Photo by YUI
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③骨盤を前に傾け、左の股関節まわりの筋肉をグッと伸ばします。

Photo by YUI
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④交互に3回ほど行います。重ねた両手の上に、おでこを乗せます。骨盤の位置はは、床と平行になるイメージです。股関節まわりの筋肉をさらにほぐします。

Photo by YUI
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⑤呼吸を続けながら、30秒ほどキープをします。反対側も同じように行ってください。

動画で動きを確認したい方はこちら

身体が硬めのヨガインストラクター

「ヨガインストラクター×ヨガライター」鹿児島のさまざまな場所へ出向く、出張ヨガレッスンがメイン。自身の身体が硬い経験を活かし、ヨガ記事や初心者でも行いやすい動画をYouTubeで定期的に公開をしている。元美容部員。精神保健福祉士・社会福祉士の資格を保有。

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