世界で食料危機の恐れ高まる、国連・ロシアのウクライナの穀物輸出封鎖が飢餓の引き金になると警告
フランスのドゥノルマンディ農相は3月21日、欧州連合(EU)農業会議を前に、世界有数の作物生産国であるウクライナとロシアの戦争は「世界的」規模の食料危機につながる可能性がある、と指摘した(※1)。ロシアによるウクライナ侵攻から一か月近くが経過し、両国が世界有数の穀物等の食料輸出国であることからその影響が拡大し、各国の政府関係者や国連等の国際機関が食料危機について言及することが多くなってきている。
国連の食料に対する権利に関する特別報告者であるマイケル・ファクリ氏は3月18日にロシアの侵攻により世界的な食料不足と飢饉が発生すると警告した(※2)。
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