苦境に陥る世界の食料輸入国、国連FAO・26カ国のロシア・ウクライナへの小麦輸入依存率が半分超と報告
ロシアによるウクライナ侵攻で両国の食料輸出が滞っているため世界の食料輸入国が苦境に陥っている。3月にFAO(国連食料農業機関)が発表した「ウクライナ及びロシア連邦の世界の農産物市場における位置づけと現下の紛争に伴うリスク(FAOインフォメーションノート)(FAO2022)」によると、2021年の小麦輸入のロシア・ウクライナへの依存率が半分を超える国々が26カ国に上っていることが報告されている。
依存率が半分を超える国々を割合が高い順番に紹介すると以下のようになる。
ロシア・ウクライナへの小麦輸入依存率が5割を超える国々
図 世界のロシア・ウクライナへ小麦の食料依存率(FAO2022、10頁)
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