【秋田県横手市】横手駅前の新店が熱い!『街食堂くらん』の醤油ラーメン&タン塩チャーハンとは?
7月11日オープン!横手駅前に爆誕した噂の街食堂へGO!
あの名店があった横手駅前で、新感覚のラーチャーに出会う。
2022年11月、横手で半世紀近く愛された『味の大公』が、惜しまれつつ閉店した。札幌の西山製麺を使ったモチモチの味噌ラーメンに、実家のオカンのような安心安定のチャーハン。当時、私は一抹の寂しさを胸にサヨナラが迫った人情食堂で、ラーチャ―セット(ラーメンと半チャーハンのセット)をガチ食いした。なぜかそれを昨日のことのように覚えている。
あれから約2年。かつて『味の大公』があった横手市前郷に、一軒の気になる店が誕生した。そう、赤い看板が目印の『街食堂 くらん』だ。
この日の横手は生憎の雨模様。……だったが、店内は活気にあふれていた。夏休み中の横手ボーイズも、休日を楽しむ年配のご夫婦も、みんなで仲良くサタデー中華。幅広い年齢層の人々が、真新しい空間で思い思いのランチタイムを過ごしていた。
腹減る私も、その輪に入るべくさっそく品書きに目をやる。産声をあげたばかりの街食堂。さて、一発目は何を食べようか。
品書き
特製醤油・特製こってり:1,000円、醤油ラーメン・こってりラーメン:800円
汁無し油そば(追い飯無料):800円
特製塩・特製塩こってり:1,000円、塩ラーメン・塩こってりラーメン:800円
※一部抜粋
特製味噌ラーメン:1,200円、みそラーメン:900円
醤油に塩、そして限定のみそラーメンと王道の味が揃う『街食堂 くらん』。醤油や塩は、背脂をガツンと追加したこってりバージョンの姿も。追い飯無料の汁無し油そばも気になるところだが、今日は定番の醤油でいってみよう。
タン塩チャーハン:900円(ハーフ:500円)、チャーハン:700円(ハーフ:400円)、唐揚げ定食:900円(単品:600円)など。
……むむ、ちょっと待てよ。品書きをよく見ると、ご飯系もかなり充実している。中でも特に気になるのが、タン塩チャーハンだ。嬉しいことにハーフサイズがあるじゃないか。ならば今日は中華の王道コンビ・ラーチャ―(ラーメン&半チャーハン)でGOだ。
横手の新定番になりそうな予感!『街食堂くらん』の醤油ラーメン&タン塩チャーハンに舌鼓!
さあ、来たぞ。注目の醤油ラーメンとタン塩チャーハンが到着だ。夏直前の横手に現れた、腹パン確定セット。まずはウマそうなラーメンからレッツイートだ。
おお、このガツンとくる醤油感がたまらない。ビジュアルも味もやや濃い目だが、そこに豚&鶏の旨味もしっかり追いかけてくる。このインパクトのあるスープには、秋田の伝統的な調味料「しょっつる」も使用。秋田らしさ全開の「しょっぱくてウマいラーメン」に仕上がっている。
このラーメンを彩る具材はネギ、海苔、メンマ、そしてミシッとした食感が特徴のチャーシュー。ドデカい穂先メンマは食べごたえ抜群で、チャーシューは噛めば噛むほど口の中に旨味が広がっていく。雨にも夏の暑さにも負けずテンションが上がってきたところで、次はお隣のチャーハンに目を向けよう。
こいつはなんだか凄いことになってるぞ。チャーハンの上に、カットされた大量の豚タンが鎮座している。今まで見たことがないビジュアルだ。
よし、コレもアタリだ。しっとりパラパラのチャーハンと、塩だれをまとった豚タンが見事にマッチ。隣に味変要員としてレモンが添えられているのも面白い。豚タンのクセになる食感と、爽やかな酸味。まさに新感覚なチャーハンだが、濃い目の醤油ラーメンとの相性もバッチリだ。
今月11日にオープンしたばかりの『街食堂 くらん』。その特徴のひとつが、居心地の良さだ。店主も店員さんも親切で、初めてにも関わらずガッツリ落ち着ける雰囲気が素晴らしい。
横手駅前で出会った新しいラーメン&チャーハン。赤い看板が目印の街食堂が、令和の定番スポットとして、腹減る者たちに愛されていきそうだ。
【店舗情報】
街食堂 くらん
住所:秋田県横手市前郷二番町4-19
営業時間:11時~15時 (変更時はInstagramのストーリーでお知らせ)
定休日:日曜、月曜
店舗Instagram(外部リンク)
※お問合わせは、お店のInstagramからお願いします。