【秋田県仙北郡美郷町】新米の季節に至高の地元メシを!『みさとのごはん』の釜炊き銀しゃり御膳とは?
地元で食の原点に返る!噂の限定御膳を求め『道の駅美郷』へGO!
道の駅で知る米の偉大さ。
2022年6月から地元グルメをひたすらYahoo!に書き綴っている私だが、その中で最も登場しているのは断トツで「米」だろう。定食や丼物はもちろん、私はラーメンのお供に米を注文することも多い。名前もそろそろKANEYAN(カネヤン)からKOMEYAN(コメヤン)に変えようと思っている。
しかし、コメヤンは反省した。米の存在が親のように身近すぎて、その偉大さに気づいていなかったのである。肉も魚もラーメンもたしかにウマい。だが食の原点は、やはり米だ。そういえば昔、CMでラモス瑠偉も言っていた。「日本人ならお茶漬けやろ!」と。
そしてそんなお米の偉大さを改めて私に教えてくれたのは、ヴェルディ川崎時代のラモス……ではなくて、道の駅美郷にある食事処『みさとのごはん』だ。
季節は「食欲の秋」の真ん中。道の駅で腹を鳴らしながら話題の店に入ると、親切な店員さんが迎えてくれた。2021年3月にリニューアルオープンした店内は、木の温もりを感じる和モダンな雰囲気。私が訪れたのは平日だったが、多くのお客さんが思い思いのランチタイムを過ごしていた。
品書き
- 釜炊き銀しゃり御膳:1,050円
- 釜ご飯+とんかつセット:1,550円
- 釜ご飯+しょうが焼きセット:1,550円
- 釜ご飯+鶏のから揚げセット:1,550円
- 釜ご飯+海老と旬野菜の天ぷらセット:1,550円
- 白米御膳:900円
- 美郷キーマカレー(サラダ付き):1,000円
- 美郷たぬ中:750円
- 美郷まんま:1,100円
まずは気になる品書きを要チェック。人気の釜炊き銀しゃり御膳は限定20食で、この日は米の品種をサキホコレとあきたこまちからチョイスできた。通常の銀しゃり御膳には「ご飯のお供」が3種類ついてくるが、プラス500円でとんかつやしょうが焼きなどの追加も可能だ。
ちなみにこの銀しゃり御膳は、注文から到着まで少々時間を要する。慌てず騒がずウマい釜ご飯をじっくり迎えにいこう。
コレが至高の地元メシ!『みさとのごはん』の釜炊き銀しゃり御膳に舌鼓!
注目の釜炊き銀しゃり御膳が到着。今回私はサキホコレをチョイスしたが、驚いたのが米の輝きだ。一粒一粒エネルギーに満ち溢れ、キラキラ輝いている。主役となる米のお供には、これまたウマそうな角煮や厚焼き玉子などがスタンバイ。後半戦は卵かけご飯を楽しむため、追加で生卵も招き入れた。
ああ、コレはウマいわ。炊きたてご飯特有の甘い香りと、口に運ぶと感じる粒ひとつひとつの心地よい粘り。このもっちりとした食感は、ウチの炊飯器ではなかなか出せないよな。そんなことを思いながら、目の前のご飯に全集中。もはや、おかず無しでもモリモリ食べられるクオリティだ。
主役の釜ご飯も素晴らしいが、脇を固めるお供も侮れない。特に私が気に入ったのが、真ん中に鎮座する角煮だ。トロットロの食感とマスタードの風味、そしてジュワっと顔を出す肉の旨味がたまらない。厚焼き玉子は、甘さ控えめで上品な味わい。なめこ、油揚げ、大根がたっぷり入った味噌汁もしっかりウマい。
釜ご飯は茶碗で2杯分あるため、後半戦は生卵を投下して卵かけご飯に。横手市の東海林養鶏場からやってきたこの「黄身の余韻」は、濃厚な旨味が特徴のブランド卵だ。そいつを釜ご飯に絡めて、一気にかき込む。至高のご飯と、至福の卵による極上のTKG。コレも見事に大正解だ。
道の駅で知る米の偉大さ。……地元のご飯って、こんなにウマいんだな。目の前の「美郷のご飯」を完食して、こっそりとそう呟く新米の季節だ。
【店舗情報】
みさとのごはん
住所:秋田県仙北郡美郷町金沢字下舘124 道の駅美郷
営業時間:11時~14時
電話番号:0182-37-3000
定休日:元旦