【秋田県仙北市】昭和30年代の味が蘇るB級ご当地グルメ!『味彩』の「あいがけ神代カレー」とは?
創業から約30年!仙北市のB級グルメを求め、国道沿いの老舗レストランへGO!
今と昔が重なるご当地カレーを求めて。
角館と田沢湖を繋ぐ国道46号線沿いに、一軒の和風レストランがある。創業から約30年を数える老舗『味彩(あじさい)』だ。
今回私には、この店で逢引きしたいお目当ての一品があった。そう、仙北市神代地域が発信しているB級ご当地グルメ・あいがけ神代カレーだ。なんでも昔ながらのカレーと、現代風のカレーを一皿で楽しめるとのことだが、果たしてその味は如何に。
子供の頃、家族と行ったレストランってこんな感じだったよな。ふと、そんなことを思いながら席に座ると、親切な店員さんが水とメニューを運んできてくれた。平成レトロな雰囲気の店内は、テーブル席のほか小上りも完備。広々としているため、ファミリーにもおススメだ。
メニュー
- 天丼とそば:900円
- 天丼と稲庭うどん:1,000円
- とんかつ定食:1,100円
- エビフライと生姜焼き定食:1,200円
- カツカレー:950円
- みそラーメン:800円
- うまからめん:880円
- なまはげラーメン:900円
- ぎょうざ:400円
定食、丼物、ラーメンなど幅広いメニューが揃う『味彩』。人気の天丼セットや、クリームコロッケが鎮座するなまはげラーメンなども気になるところだが、今回私が注目したのはコレだ。
- 神代カレー:900円
- 神代カレーとそば:1,200円
- 神代カレーと稲庭うどん:1,300円
腰につけた温泉玉子ベルトにウスタービーム銃を忍ばせて、右手はLOVEポーズ。……あっ、ごめん。思わず仙北市が誇るローカルヒーロー・神代カレンジャーについて語ってしまったが、今回は噂のご当地B級グルメに舌鼓といこう。
今と昔がタッグを組んだご当地グルメ!噂のあいがけ神代カレーを実食!
注目のあいがけ神代カレーが、サラダや味噌汁を引き連れて登場だ。レトロなステンレスの皿には、今と昔のカレーがそれぞれスタンバイ。中央には食欲をそそる目玉焼きが鎮座している。
まずは昭和30年代の味を再現した昔風カレーからレッツイート。おお、なるほど。例えるなら「おばあちゃんの超甘口カレー」だが、この素朴さが逆に新鮮だ。具材として魚肉ソーセージが使われているのも面白い。
ちなみにこの昔風カレーは、まだ固形のカレールーが無かった当時のように、カレー粉と小麦粉で作られているとのこと。パンチ力を加えたいときは、お供のウスターソースをチョイ足しするのもアリだ。
そして向かって右側は、現代風のビーフカレー。こちらはジャストな辛さで、老若男女に愛される王道の味だ。昔と今のカレーを交互に口へ運び、隙を見て真ん中の目玉焼きにも手を伸ばす。ウマい。2種類のカレーを一緒に食べてみてもしっかりウマい。目玉焼きにウスターソースをかけて、カレーもろとも口に運んでみてもやっぱりウマい。
秋田のB級グルメといえば「横手やきそば」が有名だが、このあいがけ神代カレーもご当地グルメの祭典「B-1グランプリ」で、過去に4位入賞を果たした実力派。ここ『味彩』でも10年以上前から提供しているとのことだ。
今と昔が重なる仙北市のB級ご当地グルメ。それは、懐かしくて新しいこの街の愛されカレーである。
【店舗情報】
味彩
住所:秋田県仙北市田沢湖神代街道南111-3
営業時間:11時~19時
電話番号:0187-44-2255
定休日:不定休