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油の代わりに水!?【ナスに油を吸わせない調理法とは】栄養丸ごと「ナスの絶品作り置きおかず ナスみそ」

こんにちは^^管理栄養士の関口絢子です。

ナスの美味しい季節ですが「ナスが吸う油が気になる」っていう人も多いのではないでしょうか? 今回は余分な油を吸わせない調理法で、旨味とコクはたっぷり!そしてヘルシーに仕上がる絶品作り置きおかず「ナスみそ」をご紹介します!

■材 料

  • ナス        3本
  • 大葉        3枚
  • 米油        小さじ2
  • みそ        大さじ2
  • みりん       大さじ2
  • 砂糖        大さじ1/2
  • ごま油       小さじ1

■作り方

  1. よく洗ったナスはヘタをとって大きめの乱切りにします。
  2. フライパンにナスの皮を上にして並べ、水を大さじ2杯入れたら蓋をして3分ほど蒸していきます。(このひと手間で余分な油の吸収を防ぎ色よく仕上がります)
  3. フライパンに小さじ2程度の米油を入れて、ナス全体に油をからめていきます。
  4. 中火にして焦げ目をつけたら合わせ調味料(みそ・みりん・ごま油・砂糖)をからめて大葉をのせたら完成です!

■ポイント

・ヘタのぎりぎりの部分を回しながら切るとヘタの内側の部分も綺麗にとれます。

・切ったところが茶色くなったり皮の紫色の部分には抗酸化物質が含まれるので、水にさらしたり皮をむかずに調理するのがお勧めです。

・大葉はネギやミョウガでもOKです。

★ ナスの栄養ポイント ★

●茄子の皮の紫色はナスニンという抗酸化物質で、免疫力の向上やアンチエイジングのほか、がん予防にも効果的です。

●ブルーベリーなどと同じアントシアニン色素なので、視力や眼精疲労の改善にも効果的です。

●種の付近に多い灰汁と言われる黒くなる成分はクロロゲン酸で、コーヒーなどにも含まれる抗酸化物質です。

最新の研究では血管内皮機能を改善(血管の状態を改善)したり、余分な体脂肪を減らす作用、肌改善に有効なことがわかってきました。

この2つのポリフェノールは水溶性なので切った後にお水にさらしたりせずにそのまま使うのがポイントです。

レシピについて

ナスが中までふわふわで皮も柔らかく仕上がっていて、素揚げしたような食感です。油はまわりにコーティングしているだけなのでサッパリしています♬ご飯によく合う味付けなので、是非たっぷり作り置きしてお楽しみ下さい♬

★動画では、レシピはもちろん栄養についても詳しくご紹介しています!

★ 美味しい!簡単!体に優しい!そんなレシピ動画を配信しています。是非フォロー&チェックしてみて下さいね♬ 

管理栄養士/料理研究家:関口絢子のウェルネスキッチン(チャンネル登録者数57万人)

執筆/レシピ:管理栄養士 関口絢子

食べ物と栄養の知識が生きた、美と健康に関するお悩み解消レシピが人気。誰もが手に届く身近な食べ物を通じて世の中を明るく健康にしたいをモットーに、すぐに実践できるお役立ち情報を発信している。「春夏秋冬 疲れ取りごはん」KADOKAWA、その他多数。日本抗加齢医学会認定 抗加齢指導士、米国栄養カウンセラー

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