ノルウェー女性国会議員53人中9人が報道陣からセクハラ #MeToo
ノルウェーでは、女性国会議員の53人中25人が政界でセクハラをされたことがあると、国営放送局NRKの調査で判明したばかり。
2日、NRKはさらなる詳細を伝え、53人中9人は報道関係者からセクハラをされたと回答した。
カーリ・ヒヨス国会議員(進歩党)は、党の総会のディナー会場で、ジャーナリストに無理矢理キスをされたとNRKに語る。
政治家と報道関係者の間には力関係が生じているとするヒヨス議員。
知名度や人脈を広めようとする若い政治家に対して、ベテランのジャーナリストは自分の立場を利用し、セクハラをすることを可能にさせると指摘する。
リンダ・ホフスタ・ヘッレラン文化大臣(保守党、女性)は、多くの女性国会議員がセクハラをされていたことには「驚かない」とNRKに回答。
ヨナス・ガーレ・ストーレ党首(労働党、男性)も、調査結果には驚かず、「だからこそ政党の上層部には女性がもっと必要」と語った。
Photo&Text: Asaki Abumi