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【砂糖/小麦粉不使用】フライパンでじっくり焼くだけ!腸活・ダイエットに効く「りんごブレッド」

りんごは《皮ごと加熱して》食べて下さい。

こんにちは^^管理栄養士の関口絢子です。

りんごはダイエットにもよく登場しますが、その大きな理由は食物繊維が挙げられます。りんごにはペクチンという発酵性の食物繊維が豊富に含まれます。発酵性の食物繊維は腸内善玉菌の餌になって短鎖脂肪酸が作られます。この短鎖脂肪酸によって善玉菌が住みやすい環境になるんですね。

そんなペクチンは100度で加熱をすると活性化されて、効果が6〜9倍も増えるという研究報告もあります。また、皮付近にはポリフェノールが沢山含まれていて、さらにペクチンも豊富に含まれているので皮ごと使うのがオススメです。皮ごと使って加熱をするとさらにペクチンが増えるので、お腹スッキリ効果も高まります。

《りんごブレッド:18cmフライパン分》

材 料

りんご          2個(500g)

米粉           100g 

豆乳           50cc

ハチミツ         大さじ3

米油           大さじ2

卵            2個

ベーキングパウダー    小さじ1

作り方

  1. 卵・ハチミツ・米油・豆乳を混ぜたら、米粉とベーキングパウダーを入れてさらにしっかりよく混ぜる。
  2. 芯をとって八等分にしたりんごを薄くいちょう切りにする。(飾り用に一切れ半ほどとっておく)
  3. 飾り用のりんごは縦に薄くスライスしておく。
  4. いちょう切りにしたりんごを最初に作った生地に入れてよく混ぜる。
  5. 小ぶりのフライパン全体に米油を馴染ませて、りんごの生地を流し込む。
  6. 全体に広げて一番上に飾り用のりんごをのせたら、蓋をして焦がさないよう20分じっくりと火をいれていく。
  7. お皿やクッキングシートなどを使って生地をひっくり返したら、蓋をしてさらに弱火で7分焼いていく。
  8. 粗熱が取れたらお皿にひっくり返して完成です!

レシピについて

生地はつなぎでしかないので、りんごを焼き固めたといっても過言ではないくらいの仕上がりです。りんごの優しい甘さと酸味がそのまま生きていて、「ザ・りんご」といった感じです♬今回は余計な味付けなどほとんどしていないので、お好みでシナモンパウダーを振っていただくと一段とお洒落な味わいになると思います。

※今回は信濃の和合という実がしっかりしたりんごを使用していますが、りんごには実が柔らかくジャムなどに向いている種類もあるので、紅玉などの加熱に強いりんごがオススメです。

★動画では、レシピはもちろん栄養についても詳しくご紹介しています!

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★管理栄養士/料理研究家:関口絢子のウェルネスキッチン(チャンネル登録者数45万人)

筆執/レシピ:管理栄養士 関口絢子

食べ物と栄養の知識が生きた、美と健康に関するお悩み解消レシピが人気。誰もが手に届く身近な食べ物を通じて世の中を明るく健康にしたいをモットーに、すぐに実践できるお役立ち情報を発信している。「春夏秋冬 疲れ取りごはん」KADOKAWA、その他多数。日本抗加齢医学会認定 抗加齢指導士、米国栄養カウンセラー

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