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【船橋市】外では春の便りが続々と。早咲き桜で一足早いお花見散歩を楽しみませんか

そらまめさんぽ地域情報ライター(船橋市)

本日から3月。

3月は旧暦で「弥生(やよい)」と呼ばれ今でも和風月名として知られていますが、
「弥」には「いよいよ」、「生」には「草木が生い茂る」という意味があります。

寒い冬から穏やかな春の気候に変わり始めることで、外の木々たちがいよいよ芽を出す季節がやってきました。

春の花木といえばなんといっても桜。

桜満開、春爛漫な時期まではあとおよそ1か月ほどありますが、船橋市内各所では「河津桜(かわづざくら)」や「寒緋桜(かんひざくら)」などの”早咲き桜”が一足早く春の便りを届けてくれています。

今回は海老川沿い周辺を中心に、そんな”早咲き桜”を楽しめるスポットをご紹介します。

(撮影日はすべて2月28日現在)

本町から海老川沿いを歩いて春を探しに

まず訪れたのは「本町中央公園」。
船橋地名発祥の地がある海老川橋近くの公園です。

園内は薄桃色の河津桜と濃いピンク色が鮮やかな寒緋桜が綺麗に咲いており、一足早いお花見を楽しむ方が多くいらっしゃいました。

青い空に映える桜はとてもきれいです
青い空に映える桜はとてもきれいです

こぢんまりとした公園ですが、ベンチも設置されており天気の良い日はゆっくりお花見を楽しむことができそうです。

その後は海老川ジョギングロード方面へ。

所々ではありますが、川沿いの河津桜を見ることができます。

可愛らしい水仙も
可愛らしい水仙も

船橋市場近くでは大きな寒緋桜がお出迎え。
川沿いを歩く方々の目を楽しませてくれていました。

満開の時期が待ち遠しい。桜の名所、海老川ジョギングロード

市場通りを渡り、海老川ジョギングロードへ。

ここはご存じ桜の名所として有名な場所。

「さくら橋」からの眺め
「さくら橋」からの眺め

こちらはまださみしい風景ですが、ソメイヨシノを中心に約500本の桜の木が植えられており、3月下旬~4月になると川を覆うように桜が咲き誇ります。

2023年の様子。桜のトンネルが今らから楽しみです。(画像提供元 (公社)千葉観光物産協会)
2023年の様子。桜のトンネルが今らから楽しみです。(画像提供元 (公社)千葉観光物産協会)

見ごろを迎える時期には、数多くの屋台が出店する桜まつりが開催予定。

コロナ禍以前は夜のライトアップも楽しめていたそうなので、今年は再開を期待しています。

今年の桜まつり詳細がわかり次第随時お知らせ、またおまつりの様子もご紹介できたらと思います。

また、筆者が桜を見る場所として楽しみにしているのが海老川に掛かる橋の中で唯一の木造橋「鷹匠橋(たかじょうばし)」

ここらか眺める満開の桜はより風情を感じることができそうです。

歴史を感じる趣き「鷹匠橋」
歴史を感じる趣き「鷹匠橋」

ジョギングロード沿いから一本中に入ったグラウンド裏の通りにも、河津桜が咲き並んでいるのを発見。

車の往来もほとんどないため、のんびり歩くことができます。

「海老川ライオンズクラブグラウンド」裏
「海老川ライオンズクラブグラウンド」裏

足元をみるとオオイヌノフグリが咲いていました
足元をみるとオオイヌノフグリが咲いていました

吹く風はまだ冷たい日が続いていますが、外では花や草木が春を迎える準備を始めています。

今週末はお天気に恵まれるようなので、ぜひ一足早いお花見散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。

「本町中央公園」
◇船橋市本町4-31-18
「海老川ジョギングロード」
◇船橋市夏見5
本町中央公園から海老川ジョギングロードまで徒歩約30分

海老川ジョギングロード「さくら橋」から徒歩9分の場所に以前ご紹介した「海老川珈琲」があります。

日曜日限定営業のお店ですが、3月は23日をのぞき土曜日も営業されているとのこと。
散策ついでにぜひお立ち寄りください。

地域情報ライター(船橋市)

船橋市在住10年目に突入。毎日が体力勝負!やんちゃざかりな2人兄弟の母ちゃんです。魅力の尽きない船橋市内を巡りながら、様々な情報をお届けします。

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