【船橋市】地球にやさしい暮らしに繋がる 「量り売りショップ」で楽しく美味しくエコを実践
地球環境保全の一環としてプラスチック製買い物袋が有料化となり4年。
日常生活において「マイバック」を携帯することが定着した一方、コロナ禍の自粛生活によって家庭からでる食品容器などのプラスチックゴミが増加した方は筆者をはじめ多いのではないでしょうか。
ゴミの削減をより身近な問題としてとらえるようになった昨今、様々な取り組みが行われている中のひとつに、消費者が持参した容器に必要な分だけを購入できる「量り売り」があります。
今回は食品を中心に取り扱い、楽しみながら美味しくエコ活動を実践できるそんな素敵な「量り売りショップ」をご紹介します。
場所は新京成線高根公団駅から徒歩3分ほど。
昭和の香りが漂う路地裏に佇むのは、木目調の外観が目を惹く量り売りショップ「Reeha(リーハ)」。
主にDIYされた店内は、こぢんまりしながらも手作りならではの温かみが溢れる雰囲気。
商品が入ったビンがずらっと並び、パスタ、ナッツ、各種ドライフルーツ、チョコレートやグミなどのお菓子類や調味料など常時約30種類が取り揃えられています。
100gあたりの値段が表記されていますが、20gより購入可能です。
身体に優しい美味しい品ぞろえが魅力
店主の勝又さんが厳選して取り寄せた商品は、オーガニック栽培されたものやグルテンフリーのものが多く、身体に優しいのも嬉しい。
定番品をはじめ季節によって入れ替わる品も楽しみのひとつであり、お試しを兼ねて少量買いができ、「食品ロス」を防ぐことができるのも量り売りならではです。
筆者の目当てのひとつはデーツ。(600円/100g)
栄養価が高く、美容効果も期待できるというというスーパーフードです。
最近はスーパーの果物売り場でも見かけるようになりましたが、ここまで大粒なものはなかなかありません。
その他自然の恵みを含んだ甘さが美味しい各ドライフルーツ(20~60g)、レインボーチョコ(80g)、ビタミンCたっぷりのグミ(80g)を購入しました。
Instagramでは新商品、おすすめの商品等がアップされますのでぜひ参考にしてみてください。
オーナーである勝又さんは幼少期より、環境に配慮した生活を実践するお母様の姿を見ていたことから、ご自身も自然と意識が身についたそうです。
2022年春、お母様が運営する多古町の子育てサロン内の一画にて「Reeha」をスタートされ、地域の方々へ「量り売りで購入する場」を提供。
そして2023年7月に地元である船橋市で自店舗をオープンされました。
店舗内での販売だけでなく、マルシェやカフェでの出店をはじめ自店でのイベント開催などを通し、新たなファンや常連のお客さんも増加。オープンから1年が経ち市内においても地域に根差し、愛されるお店となっています。
身近なエコに触れるきっかけを
店名Reehaリーハは「regeneration再生」「environment環境」「human人間」「animal動物」を由来としており、人間、動物、環境問題を再生したいとの思いが込められています。
勝又さん曰く「“量り売りショップ”は自分の好きなこと、趣味の延長でもあり大それたことをやってやろう!とは思っていません。」と笑います。
「なんとなく取っておいたままである空き瓶の活用手段のひとつとして。普段馴染みのないものでも少量ずつ購入できるので、お気に入りや新しい発見をみつけて楽しんで頂ければ。その延長で身近なエコを考えるきっかけとなれば嬉しい」と話してくださいました。
「SDGs」「環境保護活動」など世界的に取り組むべき課題は多くありますが、私たちが日々の暮らしの中で意識しながら過ごすことはなかなか難しいと思います。
しかしマイバックの携帯と同様、「量り売りで購入すること」を生活スタイルに取り込むことは、私たちが無理なく実践できる環境に優しい行動のひとつではないでしょうか。
少しの手間と時間は要しますが、明るい勝又さんとお話しながらじっくり商品を選ぶ楽しみを味わうことができるのも魅力です。
量り売りショップ「Reeha」で楽しみながら小さなエコを実践してみませんか。
量り売りショップ「Reeha」
◇住所:船橋市高根台7-9-12B
◇アクセス:新京成線高根公団駅から徒歩3分
◇営業日:火~土曜日
◇営業時間:11時~17時
◇駐車場:1台あり
Instagram
☆タッパーや空き瓶など、購入した品を入れるための再利用可能な容器をご持参ください
☆ドンリンク販売、イートインスペースもあり。詳細はInstagramをご確認ください。