福島市の老舗名物が東京でも買える!「みそまんじゅう」のたっぷりこし餡と味噌の風味にほっとひと息
さて、子供の日を過ぎてしばらく経ちますが、皆さんは柏餅を召し上がりましたか?柏餅ではなく粽という方もいらっしゃるかもしれませんね。
柏餅の中でも私が好きなのは味噌餡。味噌餡に限らず、私は味噌を使用した和菓子が大好きです。なんとなくほっとするんですよね、あとは仄かな塩気も魅力のひとつかと。
福島県福島市。雄大な一級河川の阿武隈川からほど近い街で暖簾を掲げる「駒田屋本舗」さん。なんと、江戸時代後期から今に至るまで歴史を紡いでいらっしゃるお店です。
創業より福島県産の材料を取り入れながら和菓子を製造しており、温かな味わいは地元の方だけではなく都内アンテナショップでも大人気。
いくつか名物といわれる和菓子があるのですが、今回はお饅頭大好きな私いちおしの「みそまんじゅう」をご紹介。
淡いキャラメル色の生地は、一般的なお饅頭に比べると非常に軽やかでふわふわ。ぽこぽこっとあいた水玉模様から中のあんこがちらりと覗いていることがその性質を物語っていますね。
鼻を近づけてみると、円熟した味噌が醸し出す心地よい発酵感が心地よく立ち昇ります。お味噌は福島県内の老舗のものを使用しているのだとか。蒸しパンのような仄かなもちもち食感と共に口の中を満たしてくれるのは、たっぷりのこし餡。
北海道産小豆を炊き上げ漉したあんこは固すぎず柔らかすぎず、小豆らしい味わいとまろやかな甘味のシンプルゆえにその美味しさがダイレクトに伝わります。
こし餡を舌で転がしながらじっくり味わっていると、徐々に頭角を現してくる味噌の甘塩っぱさ。主張しすぎるわけではいのに、だからこそ印象に残るような気がするのです。心を掴んで離さないとはまさにこのことなのでしょうか。
ほっこりとした余韻に浸りながら、もうひと頑張りしようかなと前向きになれるようなおやつの時間を過ごすことができました。
駒田屋本舗さんの和菓子は福島駅の駅ビルをはじめ、道の駅や東北自動車道のサービスエリア、更には都内日本橋のアンテナショップ「日本橋ふくしま館 MIDETTE」でもお取り扱いがあります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
<駒田屋本舗・本店>
公式サイト(外部リンク)
福島県福島市荒町5-29
024-522-4729
平日 8時30分~18時
土日祝日 8時~17時
<日本橋ふくしま館 MIDETTE>
公式サイト(外部リンク)
東京都中央区日本橋室町4-3-16 柳屋太洋ビル1階
03-6262-3977
10時30分~19時
休日 年末年始