【片付け情報過多】SNSやネット記事に振り回されない 受け止めつつ自分で考えて取り入れることが重要
この記事を含めですが、インターネットが普及した昨今、いろいろな情報がいろいろな場所から発信されています。
有益な情報もあれば、そうでない情報もあります。また、ある人にとっては役に立つ情報でも、ある人にとってはそうでない情報も。
その中で、何を取り入れて何を取り入れないか、情報の取捨は重要。
そこで大切なことは、情報を元に「自分で考えて決める」ことです。
片付けに関する情報について私の考えを述べます。
収納用品
「これが便利」「これが使いやすい」というふれこみで、たくさんの収納用品の情報が入ってきます。
便利だったり使いやすかったりするのは、あくまでも使う人にとってです。万人にとってあてはまるわけではありません。
その収納用品に魅力を感じた場合は、自分が実際に使う場面を想定し、何を収納して、どんな風に使っているか?を可能な限り具体的に想像してみましょう。
さらに複数欲しいと思った場合は、試しに1個だけ購入して使ってみるのはとてもおすすめです。重さや質感は、実際に物を収納して何回か使ってみて改めてわかることも多いからです。
いきなり大量に購入して合わなかったら悲劇なので、少数だけ使ってみるお試し期間を設けると良いです。
必要な物・不要な物
何が必要な物で何が不要な物か?
人の暮らしは千差万別。価値観も違います。しかし一方で「平均的なちょうど良さ」もあります。
例えば、1人で管理できる書類はこれくらいの量というだいたいの目安があります。
または、成長の早い幼児期は服の入れ替わりが早いので、高価な衣類は不要というような質的な目安を持つ場合もあるかもしれません。
価値観はそれぞれだけど、「こういう場合が多いよね」といった一般的な傾向もあります。ここに正解不正解はありません。
そして、「みんなはどうしているんだろう?」と周りが気になることも多いです。
情報があふれているから気になるのか、気になるから情報があふれるのか?
卵が先か鶏が先かみたいな話しではありますが、今はそういう時代の特徴があります
情報が目に入ってきて見過ごすことができないのなら、その情報を知った上で、自分の価値観を改めて見つめ直すことが大切です。
残す・捨てる
たぶん不要な物だけど、捨てるとなると迷いが生じる・・ここがぶち当たる壁になる場合が多いです。
「捨てるべき物」というような情報もあふれております。
持ち主が捨てた結果、後悔することもなく、暮らしが良くなったという経験として発信されていることが多いです。
しかし、やはりそれも万人に当てはまるわけではありません。
だからといって、その情報が間違っているとか無意味かと言えばそうではありません。
先にも述べた通り「みんなはどうしているんだろう?」「こんな時はどうやって決めたらいいのだろう?」という解決策の道しるべになることも多いです。
捨てた先のメリット、捨てないことのメリットを自分に照らし合わせて考えて、「自分で決める」ことが大切なのです。
実際、情報の通りに捨てる人はいないと思います。鵜呑みにすることではないですよね。
「受け止める」と「受け入れる」は違う
何かの本で読み、良い考え方だなと思いました。
「受け止める」は相手の言葉や思いを「あなたはそうなのね」とキャッチする状態です。しかし、必ずしも相手に全て同意するわけではありません。
「受け入れる」は、受け止めた言葉なり考えなりに同意して取り入れる状態、と私は解釈しました。
この言葉の違いを、あふれる情報に当てはめて考えてみることができそうです。
「受け止めない」となると、一切遮断してしまうことになるので、せっかくたくさん情報があるのに活かすことができません。
しかし、なんでもかんでも「受け入れる」と、パンクしてしまいそうです。
見聞きした情報一旦受け止め、自分で考え、受け入れるか入れないかを決める。
そうすると、あふれる情報を上手に処理して、自分の軸で物事を進めていける、つまり満足できる生き方につながっていくのではないかと思うのです。