京都生まれ京都育ち、生粋の京都人みやこです。まだまだ記録的な暑さが続くこの季節、ひんやりとしたかき氷は夏の疲れを癒す最高のご褒美です。今回は、そんな暑い季節を爽やかに乗り切るために訪れたい、中京区でおすすめのかき氷屋さんを3店舗ご紹介します。ちょっと変わったかき氷から、ユニークでインスタ映えする創作かき氷まで、暑さに負けず、心も体も涼しくリフレッシュできる、極上のひとときをお楽しみください。

１：一度にいろいろな味が楽しめる！5つのシロップとフルーツが魅力のかき氷

地下鉄東西線「京都市役所前駅」から徒歩7分、寺町二条にあるお店『二條若狭屋 寺町店』。大正6年創業の老舗和菓子店です。

2階が茶房。この日はお昼前の時間帯でしたが、ほとんど満席で皆さんかき氷を召し上がっていました。

「彩雲（さいうん）」
5種類の季節のシロップをかけていただくかき氷。一緒に白玉も付いています。シロップは季節によって異なります。この日のシロップは、左から「いちごミルク」「青りんご」「みかん」「冷やし飴」「キウイ」。5種類のシロップでそれぞれ違った味が楽しめるので、最後までワクワクしながら飽きることなくかき氷がいただけます。

２：見た目もかわいい！燻製料理店で提供する泡のかき氷

阪急電鉄「京都河原町駅」から徒歩1分。四条通から花遊小路商店街という細い路地に入った先にある、ハレの日花遊小路という建物の2階にある『氷と燻製　えんとつ』。氷と燻製（くんせい）という意外な組み合わせのお店です。

和モダンな雰囲気の店内。壁にはいろいろな模様や絵柄が描かれていますが、全て手描きで描かれているだとか。

「かき氷　イチゴ」Sサイズ
滋賀県産の有機栽培イチゴのみを使用したというこだわりのかき氷。Sサイズはカクテルグラスで提供され、見た目のかわいらしさでSNSでも話題になっています。上にのっているフワフワの泡もイチゴから作られています。そのためイチゴの風味がかんじられ水っぽくありません。イチゴソースは濃厚な味わいで氷との相性も抜群。冷たい氷は口に含んだ瞬間に溶けてなくなってしまうほど、ふんわりと軽い食感でした。

３：台湾のかき氷に魅せられたご主人が作るふわふわの台湾かき氷

京都市営地下鉄烏丸線「丸太町駅」から丸太町通を西へ徒歩9分、堀川丸太町にある『かき氷専門店 ICE STAND』。

小さなお店で、かき氷屋さんというよりもちょっとしたBARという雰囲気です。カウンター席の他にも2人掛けのテーブル席もあります。

「マンゴーブルーベリー」
かき氷の上にはブルーベリーソースが添えられていて、彩りもとてもきれい。ひと口食べるとすぐに氷の食感の違いに気が付きます。日本のかき氷店では経験したことのない食感で、氷の粒が細かく繊細で日本のような刃物で削った柔らかさではなく、まるで雪のような氷です。

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